ラッパーDMX、薬物過剰摂取で重体

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ラッパーのDMX(本名、アール・シモンズ)が2日、薬物過剰摂取による心臓発作で、ニューヨーク州のホワイトプレインズにある病院に入院したことが分かった。

TMZによるとDMXは、午後11時頃に自宅で倒れ、救急医療室に搬送されたという。

現在、生命維持装置を使用しており、弁護士は「重体」で「家族に囲まれている」とPIX11に語っている。

DMXは1970年8月、ニューヨーク州のマウントバーノンで生まれ、ヨンカーズで育った。1988年にリリースした初のスタジオ・アルバム「ITs Dark & Hell Is Hot」は、Billboard 200で1位を獲得。「Ruff Ryders’ Anthem」や「Get At Me Dog」などがヒットした。

長らく薬物依存症と戦っており、リハビリセンターに複数回入院している。
2018年には、脱税の罪で懲役12カ月の有罪判決を受けた。
翌年の12月、ラスベガスのクラブ「ハッカサン」でステージへの復帰を果たしている。昨年7月、「バーサスバトル」でスヌープ・ドッグと対戦。50万人以上が視聴し、話題となった。

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ラッパーのミッシー・エリオットら多くのアーティストやファンからは、無事を祈る「Prayers to DMX」がSNSに投稿されている。