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ロシア疑惑モラーレポート公開。民主党議員の反応は?弾劾求める声も

18日午前、22ヶ月に渡る捜査が実施されたロシア疑惑に関する報告書(モラー・レポート)が開示された。先月24日、上下両院の司法委員会リーダー宛ての書簡で、「主たる結論」が報告されたが、民主党議員らの要望により、全文公開に至った。

448ページにおよぶ報告書は、ロシアによる大統領選挙介入およびトランプ選挙陣営との共謀については立証されないと結論づけた。またトランプ大統領による司法妨害について、容疑を晴らすものではないとした。

バー司法長官の会見に非難

ウィリアム・バー(William Barr)司法長官は、報告書開示の2時間前に記者会見を開き、トランプ大統領にロシアとの共謀や司法妨害はなかったと弁護を繰り返した。
バー長官の発言に対し、民主党議員から批判の声が上がった。

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エリザベス・ウォーレン上院議員(民主・マサチューセッツ州)「司法長官が、あたかも合衆国大統領の広報や弁護士かのごとく振舞うのを見るのは、なんと恥ずべきことか。」

コーリー・ブッカー上院議員(民主・ニュージャージー州)
「またもやバー司法長官は、実際の報告書やアンダーライン入りの証拠を提出する前に、モラーレポートにひねりを加えようとした。」

上院司法委員会メンバーのエイミー・クロブシャー上院議員(民主・ミネソタ州)は、ネットの動画で、国民の疑問に回答すべきだと、モラー特別検察官への質疑応答を要求した。

エリック・スウォルウェル下院議員(民主・カリフォルニア州)は、バー司法長官はトランプ大統領の代弁者だと揶揄した。

カーステン・ギリブランド上院議員(民主・ニューヨーク州)は、バー司法長官の会見を「茶番かつ、トランプ大統領に変わり、恥ずべきプロパガンダを露呈した。」と非難。「バー氏は大統領でなく、国民に仕えている。国民はモラーの調査結果を知る権利があり、大統領だからといって、責任から逃れることはできない。」として、追求する構えを見せた。

弾劾可能性の調査を求める声も

新人のアレクサンドリア・オカシオ・コルテス下院議員(民主・ニューヨーク州)は、モラーレポートは、議会にはトランプ大統領による司法妨害を調査する責任があるのは明らかとし、先月ラシダ・タリーブ下院議員が下院司法委員会に提出した弾劾決議に署名すると述べた。

タリーブ下院議員と同じムスリム新人議員のイルハム・オマール下院議員(民主・ミネソタ州)も、決議案を支持すると表明している。

トランプ大統領の弾劾を繰り返し主張しているアル・グリー下院議員(民主・テキサス州)も記者会見で「モラー氏は、弾劾を前に進めるための充分な証拠を与えてくれた」として弾劾調査に賛同を示した。

一方、現在ヨーロッパに滞在中のナンシー・ペロシ下院議長は、報告書の発表後、大統領の弾劾については言及しなかった。

ステニー・ホイヤー下院院内総務(民主・ニューヨーク州)は、CNNの番組で「18ヶ月内に大統領選があり、アメリカ国民はそこで判断することができるだろう。」と弾劾に否定的な意見を述べた。

下院司法委員のジェロルド・ナドラー委員長(民主・ニューヨーク州)は会見を開き、書面でモラー特別検察官の召喚を要求したと発表。編集が加えられていない完全な報告書の提出を求めた。


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