ニューヨークで大麻ビジネス展 【現地レポート】

ニューヨーク市のジャヴィッツセンターでは、2日から大麻産業の展示会「CWCBエキスポ(Cannabis World Congress & Business Exposition)」がスタートした。

ニューヨーク州では昨年3月に娯楽用大麻の合法化法案が成立した。合法化後の市内の開催としては2回目となる。今回は150社以上が参加し、ブースを構えた。

ひとくちに大麻産業といっても、農場のための大型設備や管理システム、大小様々な加工機械、小売分野では店舗デザイン、パッケージ、販売アプリ、決済システム、ベイプといった関連アイテムなど出店企業もさまざま。これに種子や大麻草、加工食品の販売事業者のほか、ベンチャーキャピタル、会計事務所、コンサルタント、メディアなどが加わり、産業の裾野の広がりを示す内容となっている。

女性起業家を集めた専用コーナーも設けられ、2日目となった3日には、ニューヨーク市のエリック・アダムス市長が来場してスピーチを行うなど、市の取り組み姿勢もアピールされた。

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ベイプ製品群。中国のベープ業界のリーディングカンパニーSMOORの傘下だという。

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アリゾナのPURE5社の大麻草からオイルを抽出する機械。1時間で抽出が完了するという。

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南カリフォルニアのGENESIS社のCBD入りワイン。カベルネソーヴィニヨンやメルローなど、4つのブドウ品種から選べる。匂いも味もワインにそっくり。この夏から本格的に事業を展開する。

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マリファナ界のアマゾン?マーケットプレースアプリ「Weedmaps」のブース。すでに全国のディスペンサリー8,000店が参加しているという。

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カラフルな手巻き用ペーパーがずらり。

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NYC発ブランド、ハッピー・ハウンズのCBD入りドッグフード。海外発送にも対応するという。

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実演中〜大麻草をグラインドして紙筒に詰める機械。

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THCカクテルブランド、Giddy。ちなみにすべてノンアルコール。投資家の男性との商談が行われていた。

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ギフト用パッケージ。かわいいデザインがたくさん揃う。

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ニューヨークのブランド「THE VEUX」のおしゃれな大麻関連アイテム。

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特設会場では、さまざまなゲストが招かれパネルディスカッションが開催された。ヒップホップ界のスターで、全米カナビスパーティーの共同創設者でもあるレッドマン(Redman)は、老舗マリファナ誌「ハイタイムズ」の元レポーターで、「420」を世界に広めるきっかけを作ったスティーブ・ブルーム氏と対談した。

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エリック・アダムス市長。行政予算の中から、新たに500万ドルを新規ディスペンサリーの開業支援などに充てると改めて発表。今後数年で業界で2万人から2万4,000人の雇用を創出し、初年度の売上げは13億ドルを見込んでいると語った。「公平という魔法の言葉を宣言したい」と述べ、大麻の「行き過ぎた取り締まり」によって困難を強いられた人々に、産業への参加機会を積極的に提供する意向を示した。

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会場で吸い始めてしまう来上客も。会場はもちろん、ニューヨーク市では公共スペースや職場など大半のエリアで使用が禁止されている。

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開催は明日まで。