3-Dプリンター銃の推進者コーディ・ウィルソン 児童性的暴行容疑で逮捕へ

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テキサス州オースティン警察は19日の会見で、コーディ・ウィルソン氏(Cody Wilson)を児童への性的暴行容疑で逮捕することを発表した。

ウィルソン氏(30)は、自身のウェブサイト”DEFCAD”を通じて、AR-15ライフルのパーツの工作機械の販売や3-Dプリンターで銃のブループリントの配布を試みるなど、ラディカルな銃権利の推進者として知られる。

オースティン警察によると、ウィルソン氏は、現在、台湾の台北に滞在している。渡航の目的は不明だが、帰国予定を延長したとみられ、警察は国際機関と協力し居場所の特定につとめているという。

ウィルソン氏は、先月15日、Sugar Daddyというデートサイトで知り合った16歳の少女に現金500ドルを支払い、ホテルで性行為を行なったとされる。

ウィルソン氏はデートサイトで、”Sanjuro”というユーザー名を使用し、自身を「大物」だと紹介したという。その後、テキストメッセージのやりとりを通じて自身の名前を明かした。
事件は、少女から話を聞いたカウンセラーから通報が警察に通報したことで発覚。監視カメラや証言から、犯人がウィルソン氏であることが確認されたという。

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ウィルソン氏は、3-Dプリンター銃のブループリントの配布許可を巡り、米司法省と対立。今年6月に和解が成立したことを受け、8月からブループリントの公開を予定していたが、ワシントンD.Cほか、複数の州が差し止めを求めて提訴したことで、公開を中断していた。

世界で最も危険な男 3Dプリンター銃の推進者コーディ・ウィルソンとは?