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スーパーボウルで12億円の銃規制CM、NY前市長マイケル・ブルームバーグ氏

ニューヨークの前市長で富豪のマイケル・ブルームバーグ(Mike Bloomberg)氏は30日、スーパーボウルで放映する銃規制のCMを公開した。

「ジョージ」(George)と名付けられた60秒間の広告は、銃撃により20歳の息子、ジョージさんを失ったテキサス州在住の母親、カランドリアン・ケンプさんが登場し、癒えることのない悲しみと銃暴力の根絶を語る。

大統領選の民主党予備選への出馬を表明しているブルームバーグ氏は、銃規制を公約に掲げており、殺傷能力の高い銃および大容量の弾倉の禁止を訴えている。昨年12月に発表した銃の安全計画では、銃暴力に関する公衆衛生の調査に、毎年少なくとも1億ドル(109億円)を投じると発表した

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CMでは、米国では毎年3万6,000人が銃撃事件で死亡し、そのうちの2,900人は子供たちだと訴える。
スーパーボウルのCMに関して、ブルームバーグ氏は声明で「銃の安全性はコミュニティーにとって重要であり、私にとっては大統領として取り組む最優先事項だ。」とテーマを選択した理由を述べた。さらに「カランドリアンさんの話は、この問題に政府が対処してこなかったことを強烈に思い出させる。スーパーボウルでは皆、異なるチームを応援するだろう。しかし、事実上全てのアメリカ人、両党そして大多数の銃所持者は、ユニバーサル・バックグラウンドチェック(厳格な身元調査)と常識に基づいた銃規制を求めている。」と述べた。

昨年のスーパーボウルの視聴者数は、9,820万人だった。銃暴力の規制を訴えるCMは、最も注目度の高いハーフタイムショー後に放映され、広告料は1,100万ドル(約12億円)と言われる。
メディアを所有するブルームバーグ氏の純資産は500億ドル以上(5兆4,000億円)と報じられており、テレビCMやSNSを多用したキャンペーンは、他の候補者からの批判を浴びている。

トランプ大統領もCMを放送

一方、トランプ陣営も30秒間のCMを公開した。トランプ氏は史上最低の失業率などこれまでの成果をアピールする。これ以外にもう1種類あり、合計2本放映する。
ニューヨークタイムズによると、2人の候補者がスーパーボウルで選挙キャンペーン広告を放映するのは、史上初めてだという。

今年のスーパーボウルは2月3日、フロリダ州マイアミで開催され、サンフランシスコ・49ersとカンザスシティ・チーフスが対決。試合はFoxで放映される。

スーパーチューズデーに照準

ブルームバーグ氏は、アイオワ州やニュージャンプシャー州の予備選には出ず、獲得する代議員数を大きく左右する3月3日の「スーパー・チュースデー」以降に照準を合わせている。
首都ワシントンD.C.ミュリエル・バウザー(Muriel Bowser)市長は30日、ブルームバーグ氏の支持を表明した

これまでにニューメキシコ州サンタフェ(Santa Fe)のアラン・ウェバー(Alan Webber)市長、ニューヨーク州スケネクタディ(Schenectady)のゲーリー・マッカーシー(Gary McCarthy)市長からの支持を得ている。

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