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NY80年代のアートシーンを描く、バスキア主演映画「Downtown 81」米公開

マンハッタンのアート系映画館「メトログラフ」(Metrograph)は25日より、アーティストのジャン・ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)が本人役として出演の映画「ダウンタウン81」(Downtown 81)を上映する。同作品は、1988年に27歳でこの世を去ったバスキア唯一の主演映画。

同作品は、アンディ・ウォーホルが創刊した雑誌「インタビュー・マガジン」(Interview Magazine)のライター、グレン・オブライエン(Glenn O’Brien)氏が脚本とプロデューサーを、写真家エド・ベルトグリオ(Edo Bertoglio)氏が監督、マドンナのスタイリングで知られるマリポール(Maripol)がアートディレクションを務めた。

DOWNTOWN 81
©Metrograph Pictures/Edo Bertoglio

同作品は、マンハッタンの「おとぎ話」がテーマ。家賃滞納で大家からアパートを追い出されたバスキア(当時19歳)は、絵を売り家計の足しにしたり、クラブに顔を出したり、ひたすら街をさまよい歩く。
その間、ジョン・ルーリー(John Lurie)や、DNAのアート・リンゼイ(Arto Lindsay)、イクエ・モリ(Ikue Mori)、ファブ・ファイブ・フレディー(Fab 5 Freddy)、ラテン系ディスコバンドのキッド・クレオール・アンド・ザ・ココナッツ(Kid Creole and the Coconuts)、日本のニューウェイブバンド、プラスチックス(Plastics)、クラブやカルチャースペースとして栄えた「マッド・クラブ」(Mudd Club)のオーナー、スティーブ・マス(Steve Mass)、ジェームス・ホワイト・アンド・ザ・ブラックス(James White and the Blacks)らが次々と登場。80年代ダウンタウンのアンダーグラウンドなカルチャーシーンが描かれる。
最後には、ホームレス役を演じるロック・バンド、ブロンディ(Blondie)のデビー・ハリー(Debbie Harry)に出会い、幸運が訪れる。

予告編
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元の作品名は「New York Beat」で、撮影は80年から81年の間に終了していた。しかし資金調達が難航し、未完のままとなっていた。オブライエン氏が1999年に権利を買い取り、同作は2000年にカンヌ国際映画祭で上映された。会話部分の音声は紛失していたため、再度録音された。バスキアの声は、歌手のソウル・ウィリアムズ(Saul Williams)が吹き替えを担当している。音楽は一部を除き、オリジナルが使用されているという。

今回劇場の配給部門であるメトログラフ・ピクチャーズ(Metrograph Pictures)は、新たな35ミリフィルムでリバイバル上映する。メトログラフ劇場の後、ブルックリンのBAMや全米での公開を予定。

Metrograph
住所:7 Ludlow StNew York, NY 10002
公式サイト「downtown81」

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