米司法長官 オバマ氏とバイデン氏の刑事捜査の可能性を否定

ウィリアム・バー司法長官は18日の記者会見で、ジョン・ダーラム連邦検事が担当するロシア捜査の発端に関する刑事捜査は、オバマ前大統領とバイデン前副大統領の捜査に発展しないとの考えを示した。

「彼らの関与の度合いがいかなるものでも、今日私が持ちうる情報では、ダーラムの捜査が両氏の刑事捜査につながるとは思わない。潜在的な犯罪に関するわれわれの関心は、他に集中している」と語った。

トランプ大統領は先日「オバマゲート」と繰り返しツイートし、ロシア捜査の発端にオバマ氏が不当に関与した考えを示唆。犯罪行為の詳しい内容を示さずに「アメリカ史上最大の政治犯罪だ」と主張していた。

ロシア捜査に関してバー氏は、「2016年選挙と政権の最初の2年間で大統領に起きたことは、許しがたいことだ。憂慮すべき不正義で、米国史上前例のないものだ。」と述べ、「大統領に対して、法執行機関と諜報機関が完全に根拠のないロシア共謀の話を進めることに関わった。」と批判。トランプ氏とその他で「2つの異なる基準の司法」があると述べ、「2度とこのようなことを許してはならない」と語った。

11月の大統領選挙について「私が司法長官である限り、刑事司法は党派の政治目的に利用されることはない」と述べ、候補者は「政策に関するしっかりとした議論をもとに」選ばれなけらないと強調。選挙が「両候補者への犯罪捜査を喧伝するような努力に乗っ取られてはならない」と語り、候補者を捜査しようという取り組みは、すべて自分によって承認されなければならない、と述べた。