メーガン妃、政界進出の準備?オバマ夫人の元報道官に11万ドルの支払い

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ヘンリー王子とメーガン妃が慈善団体を通じて、ミシェル・オバマ元大統領夫人の報道官に1,000万円を支払っていたことがわかった。

英紙ザ・サンが慈善団体「アーチウェル・ファンデーション」の税務申告書を元に伝えたところによると、夫妻は2021年、ケイティ・マコーミック・リリーベルド氏のPR会社KMLSA LLCに、10万9,870ドルを支払っていた。名目は「社会的インパクトPRのための戦略的支援」とされていた。

リリーベルド氏は2007年から2011年まで、当時ファーストレディだったオバマ夫人の報道官を務めた。また、ヒラリー・クリントン元国務長官や、大統領選予備選にも出馬したジョン・ケリー元国務長官の報道官を務めていたこともあり、政界への人脈が豊富だという。

政界進出の噂広がる

メーガン妃はここ数年、フィランソロピストだけでなく、ロビイストとしての側面をのぞかせるなど、活動の幅を広げている。

2021年には、民主党のトップ議員に宛てた公開書簡で、育児有給休暇の法制化を求めた。さらに共和党の上院議員に直接電話をかけ、法案を支持するよう働きかけるなどしたことから、政界進出に向けた地盤固めとの憶測が広がった。

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同年9月の国連総会開催中には、国連本部を訪れ、アミーナ・モハメッド国連副事務総長や、バイデン政権のトーマス・グリーンフィールド国連大使とも会談した

2020年には、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事とビデオ会議を行ったとも伝えられている。

なおアーチウェル財団は2021年、1,300万ドル以上の寄付金を調達した。ニューヨークポスト紙によると、寄付金は主に2人の慈善家によるもので、1人は1,000万ドル、もう1人は300万ドルを提供した。ちなみに、この年、夫妻が慈善事業に従事した時間は、1週間のうちわずか1時間程度だという。