空港通路で車椅子から投げ出され麻痺、女性が死亡

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フロリダ州の空港で車椅子から投げ出され、大けがを負った25歳の女性が、死亡したことがわかった。家族は航空会社の職員らの対応が適切でなかったとして、サウスウエスト航空を訴えている。

亡くなったのはフロリダ州在住のギャビー・アスリーンさん。インディペンデント紙などによると、昨年2月、フォートローダーデールハリウッド国際空港で、デンバーに行きのサウスウエスト航空の旅客機に搭乗する際に事故が起きた。

10代で筋肉などが徐々に骨に変わる進行性骨化性線維異形成症を患ったアスリーンさんは、長距離の歩行が困難で、空港での移動に車椅子の利用を必要としていた。

旅客機とターミナルを繋ぐボーディング・ブリッジを電動車椅子で渡っていたところ、結合部分にぶつかり、椅子から投げ出された。アスリーンさんは頭部から落ち、首から下が麻痺する大けがを負った。

家族は昨年3月、航空会社を訴え、娘は空港の職員に助けを求めたが、拒否され、自力での移動を余儀なくされたと主張。サウスウエスト航空の職員と下請け業者の従業員が、適切な補助や車椅子に関する指導を提供し、潜在的な問題について警告を怠らなければ、事件は起きなかったと非難した。

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一方のサウスウエスト航空は、アスリーンさんが職員の援助を拒否したと主張しており、双方の言い分は、真っ向から対立しているという。

家族は先月24日、治療費の支援を求めるために立ち上げたGoFundeMeのキャンペーンサイトで、22日にアスリーンさんが亡くなったことを報告した。サンドラさんは「ギャビーは最期、1人ではなかった。われわれはベッドの脇で泣き、祈り、彼女の物語を分かち合うことができる幸運に恵まれた」と綴っている。サイトでは現在、13万7,000ドル以上の募金が寄せられている。