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ウォルター・ベッカー さん スティーリー・ダンのギタリストが死去

アメリカのロックバンド”スティーリー・ダン”のギタリストの ウォルター・ベッカー さん(67)が死去したことが、自身のホームページを通じて明らかになった。

ニューヨークのクイーンズ出身のウォルター・ベッカー(Walter Becker)さんは、スティーリー・ダン(Steely Dan)をドナルド・フェイゲン(Donald Fagen)さんとともに立ち上げ、リードギタリストとして活動。バンドは70年代に、「リーリン・イン・ジ・イヤーズ(Reelin’ in the Years)」 「ドゥ・イット・アゲイン(Do It Again)」 「リキの電話番号(Rikki Don’t Lose That Number)」 「ディーコン・ブルース(Deacon Blues)」などのヒット曲を生み出した。

ベッカーさんとフェイゲンさんは、1967年代後半にバードカレッジで知り合った。ツアーミュージシャンとして活動後、ロサンゼルスに拠点を移し、ファーストアルバム「Can’t Buy a Thrill(1972)」を発表。スティーリー・ダンのバンド名は、ビート小説家のウィリアムズ・バロウズの「裸のランチ」に登場する淫具から名付けられた。

1977年に発表したアルバム「彩(エイジャ)」は、ジャズの要素を取り込んだ洗練されたサウンドで、全米3位を獲得。プラチナディスクに認定された。

バンドは80年代以降活動を休止したが、1990年代後半にレコーディングを再開し、2000年に「トゥー・アゲインスト・ネイチャー(Two Against Nature)」を発表。その年のグラミー賞最優秀アルバムを獲得した。
バンドは、2001年にロックの殿堂入りを果たした。

ベッカーさんは、今年7月にスティーリー・ダンとして、ニューヨークのシティ・フィールドやロサンゼルスのドジャー・スタジアムでのコンサートを予定していたが、病気により参加を断念。ベッカーさんの医者はハワイのマウイ島にある自宅を離れないようにアドバイスしたという。

訃報を受け、フェイゲンさんは追悼のメッセージを発表。「ウォルター・ベッカーと僕は、1967年にバードカレッジで出会って以来の親友で、作曲のパートナー、バンドメイトだった。」「僕らはたくさんの共通の趣味をもっていた。20年代から60年代半ばのジャズや、W.C. Fields、マックスブラザーズ、サイエンスフィクション、ナボコフ、カート・ヴォネガット、トーマス・バーガーやロバートアルトマンの映画など」と思い出を語り、「共に作った音楽を、できる限り存続させていくつもりだ。」と述べた。

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