トランプ氏 ツイッターから再び垢バンされてしまう

トランプ

トランプ前大統領が今年立ち上げたSNSプラットフォーム「Truth Social」の公式ツイッターアカウントが凍結された。

凍結されたのは、アカウント名「Donald J Trump’s Truth Social Posts」で、ユーザー名「@PresTrumpTS」というアカウント。トランプ氏が“真実”だけを伝えるという目的でTruth Socialの個人アカウントで「トゥルース(投稿の意)」または「リトゥルース」した内容を投稿していた。事実上のトランプ氏のアカウントといえるが、第一報を報じたHuffPostによると、開設からわずか数日で停止されたという。

@PresTrumpTS 開設から数日で凍結

アカウント凍結後、トランプ氏の側近、リズ・ハリントン氏の個人のツイッターアカウントを通じて、トランプ氏のプレスリリースを発表した。さらにハリントン氏自身もツイッターについて「修復の余地がないひどいサイト」と罵り、自分もツイッターをやめてTruth Socialに移るとツイートした。

トランプ氏は昨年1月6日の議事堂襲撃後、さらなる暴力を誘発する恐れがあるなどとして、ツイッターをはじめSNSから軒並みアカウントを凍結された。トランプ氏はバイデン氏が勝利した大統領選挙の結果に不正があったと主張し続けており、襲撃事件当日は連邦議会で大統領選結果の承認手続きが行われていた。

先月、米電気自動車大手テスラのイーロン・マスクCEOの買収提案にツイッターが合意したが、これを受けトランプ氏の支持者の間では、同氏のツイッター復帰への期待が高まっている。マスク氏も、買収完了後にトランプ氏のアカウントの凍結を解除する可能性を示している。ただトランプ氏は、復帰が可能になってもツイッターには戻らないと宣言していた。

グーグルがTruth Social締め出し?

Truth Socialはアンドロイド端末では未だ利用できないが、Rolling Stone誌によると、トランプ氏はグーグルに妨害されているなどと側近や友人に不満を漏らしていたという。情報筋は同誌に「トランプ氏はグーグルやYouTubeが自分に対してどういった心づもりなのか聞き回っている(中略)Truth Socialに対してもだ。(アンドロイド端末で未提供であることを)深刻に受け止めているようだ」と話し、トランプ氏が「グーグルは私をくたばらせようとしているのか?」とFワードを交えて周囲に尋ねていたと明かした。

ただし同誌はTruth Socialがアンドロイド端末で未提供なのは、グーグルPlay Storeからアプリの配信を認可するための書類手続きが済んでいないという単純な理由からだと、情報筋による話として伝えている。

Truth Socialのアプリは今年2月21日にアップルのApp Storeで配信開始され、App Storeで一時ダウンロードランキングで一位を獲得した。デジタル関連の調査会社Sensor Towerによると、これまでの同アプリのダウンロード数は140万にのぼる。ちなみにツイッターの月間アクティブユーザー数は約3億とされている。

Truth Socialの親会社、「トランプ・メディア・テクノロジーグループ(TMTG)」のCEOで、共和党の元連邦下院議員、デヴィン・ニューネス氏は、5月末までにはウェブブラウザでも利用できるようになるとしている。

トランプ氏は、開設当初はTruth Socialをほとんど使用しなかったものの、最近は、中間選挙の予備選に関する内容などを頻繁に投稿している。