有力候補辞退で降り出しに ケリー大統領首席補佐官の後任は?

トランプ大統領は8日、ジョン・ケリー大統領首席補佐官の年内退任を発表した。後任には、マイク・ペンス副大統領の首席補佐官を務めるニック・エアーズが有力視されていたが、9日、エアーズ氏が申し出を辞退したことが明らかとなった。

CNNによると、エアーズ氏は、期間の問題でトランプ大統領と合意に至らなかったという。トランプ大統領は2年間の就任を要請したが、幼い子供のいるエアーズ氏は、故郷のジョージア州に戻ることを理由に、一時的な着任を希望。最後までトランプ大統領は2年を譲らず、話し合いは物別れに終わったという。

 辞退の報道が流れた日、エアーズ氏はツイッターで、年内でホワイトハウスを去ることを発表した。

The Hillによると、エアーズ氏の代替プランはもともと用意されておらず、ホワイトハウス関係者は、候補者選びが降り出しに戻ったと同サイトに語ったという。

現在、各メディアには様々な候補者名が取り上げられているが、10日、フリーダム・コーカスの議長を務めるマーク・メドーズ下院議員(共和 ノースカロライナ)が前向きな姿勢を示したことに、注目が集まった。

メドウズ氏はポリティコに対し、「首席補佐官として仕えることは、すばらしい名誉だ。大統領にはふさわしい候補者リストがたくさんある。大統領は政権と国家にとって最高の選択をするだろう」と語った。

他の共和党議員からもメドウズ氏推薦の声が上がっている。
マットゲーツ下院議員(共和 フロリダ)はFOXニュースに出演し、2020年の大統領再選を目指す上でメドーズ氏を選ぶべきだと宣言。

メドウズ氏のほか、トランプ政権のスティーブン・ムニューシン財務長官、ロバート・ライトハイザー通商代表の起用の可能性が複数メディアによって報じられたが、両氏ともに現職にとどまることを希望しているという。

一方、ミック・マルバニー行政管理予算局長が首席補佐官のポストに関心を示しているという観測もある。

さらに、各メディアには、ジェフ・セッションズ氏の辞任後、司法省トップを務めるマシュー・ウィタカー司法長官代理や2016年大統領選でトランプ陣営選対本部の副部長をつとめたデビッド・ボジー氏、ニューヨークヤンキースのランディ・ レビン球団社長のといった名前が挙げられている。

エアーズ氏辞退の報道後、トランプ大統領は9日、ニック・エアーズ氏との面談をメディアによるフェイクニュースだとし、近日決定すると発表した。