「人間パストラミ」!?、米露首脳会談、トランプの異変にネットがざわざわ

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「オレンジを超えて、今日は真っ赤じゃないか」──。

15日、アラスカ・アンカレッジの米軍基地でプーチン大統領を出迎えたトランプ大統領を見たネットの声だ。

米露首脳会談は4年ぶり。映像に映ったのは、ウクライナ侵攻を続ける敵国の指導者をレッドカーペットで迎えるトランプの姿……なのだが、その顔色が妙に赤くみえる。

SNSでは「血圧がおもしろいことになりそう」「人間パストラミ」「ネクタイの色とシンクロさせてきた」とツッコミが殺到。「ソ連カラーだね」と陰謀論めいた発言も飛び出した。

さらに歩き方にも注目が集まった。カーペットを真っすぐ進まず、微妙にジグザグ歩行。これには「プーチン再会の喜びでワイン飲みすぎ」「ベニーヒルBGMをつけたら完璧」「狙撃兵を混乱させる戦術」など、ユーモアあふれる解釈が続出。もちろん、「段差を避けているだけ」と冷静な声も少数ながらあった。

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二人はその後、大統領専用リムジン「ビースト」に同乗して会談会場へ。約3時間の協議を経て記者会見に臨んだが、ウクライナ和平をはじめ成果はほぼ見えず。プーチンが8分超の演説をぶち上げたのに対し、トランプはその半分ほどしか話さず、むしろ疲れ切った様子が目立った。

かつて安全保障担当補佐官だったジョン・ボルトンは、「プーチンはほしいものをほぼ手にしたが、トランプは何も得られなかった」とバッサリ。さらに「トランプは非常に疲れていた。がっかりではなく、疲れだ。我々はそれが何を意味するか考えなければならない」と意味深なコメントを残している。