米大手百貨店サックス・フィフス・アベニューのホリデーウィンドウの除幕式に、ミシェル・オバマ元大統領夫人が特別ゲストとして招待された。
ホリデーシーズンの到来を告げる、華やかなウィンドウディスプレイは、毎年、クリスマスツリーの点灯式の前に披露され、多くの人々が見学に訪れる。
22日に開催されたセレモニーでは、ミシェル夫人のほか、オバマ財団が創設した慈善団体「ガールズ・オポチュニティ・アライアンス」(Girls Opportunity Alliance)が出席。ニューヨーク市の青少年合唱団らが、歌とダンスのパフォーマンスを行った。
ガールズ・オポチュニティ・アライアンスは、「教育を通じ、少女たちの潜在能力を最大限に引き出し、家族やコミュニティ、国の変革を促す」ことを目的としている。
ミシェル夫人は声明で、「パンデミックは、少女たちの教育を脅かし続けている」と述べ、支援を呼びかけた。
サックス・フィフス・アベニューは、ガールズ・オポチュニティ・アライアンスの活動を支援するため、100万ドルをオバマ財団に寄付すると発表している。
今年のホリデーウィンドウのディスプレイは、財団の活動に焦点をあてたもの。同百貨店では、ジェイソン・ウーや、オスカー・デ・ラ・レンタ、Bond No. 9など各ブランドからキュレートしたコレクションも販売する。売上の一部は、財団に寄付される。
▼23日に配信されたイベントの様子。ホリデーウィンドウのディスプレイは、12月末まで。
なお、サックス・フィフス・アベニューの向かいにあるロックフェラーセンターのクリスマスツリーは、12月1日に点灯式を行う。