プーチン大統領から新たにウクライナ東部での特殊部隊の指揮を命じられたという将官の立派な体格が話題になっている。

侵攻開始からすでに4ヶ月が経過するなか、ロシア軍は当初の目標だった首都攻略を諦め、東部に攻撃を集中。昨日は、ルハンシク州の要衝都市セベロドネツクを完全掌握したと報じられた。一方、米国防総省の関係者はニューヨークタイムズに、ロシア軍は侵攻開始当初の失敗を繰り返しており、「のろのろとゆっくりした」ペースで兵力をすり減らし、戦闘力を20%失ったとの分析を示したと伝えられている。

BBCは今月、侵攻を前進させるために将官らが前線に追いやられて命を失うケースが増えており、ウクライナ側の発表では12人、西側の分析で少なくとも7人が殺害されたと報じた。

今回新たに任命されたのは、アフガン戦争を戦った退役軍人で、名前はパヴェル将軍(67)とだけ伝えられている。前任の将官は砲撃で重傷を負ったという。

現在、ツイッターに拡散されている画像には、軍服に身を包んだ堂々たる姿のパヴェル将軍が写っている。

デイリースターによると、将軍は40年以上軍務に服し、25年前には特殊部隊の指揮官を務めたこともあった。五年前に退役する直前にはシリアに出征していたとみられているという。

100kgを優に超えようという体型だが、同紙はパヴェル将軍について、1日5食をとり、1リットルのウォッカでそれを流し込んでいるといった逸話も伝えている。

情報筋は同紙に「戦闘経験豊富な最高の上級指揮官らが殺害または負傷したため、長持ちしないであろう二流の将校を前線に送り込まざるを得ない」とロシアの苦境を分析。「プーチンはいま残り物をかき集めている」と語り、「引退した将官を引きずり出しており、パヴェル将軍もこの一人だ」と話した。

「マフィアのボス」のようなプーチン氏の要求は、退役軍人らも拒否できないのだという。この情報筋は「プーチンから母なる祖国がウクライナで戦うことを必要としているといったメッセージを受け取ったら、退役将校らはに選択の余地はない」と語っている。