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ロッテントマト 劇場公開前のレビュー投稿を禁止

映画レビューサイト、ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)は26日、封切り前の新作映画について、ユーザーが評価を投稿する機能を停止すると発表した。

同社はブログで「荒らしや釣りに近い、建設的でないインプットは、一般読者に危害を加える。」とサービス停止理由を述べた。公開後は、通常通りコメントを書き込むことができる。

また「Want to See」(見たい)のスコアは、「 audience scores」(観客のレビュー)と混合される場合があるとし、今後公表しないと決定した。オーディエンス・スコアには、3.5以上のポジティブな評価を下した観客の割合が表示される。

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ブログのユーザーコメント欄には、「ロッテントマトはもう公平ではなくなった。」「キャプテンマーベルが嫌いというコメントは”ヘイトスピーチ”とみなされる。」「映画を観たいかどうかは世論調査であって、レビューではない。」「レビュー爆弾なんてない。正直なオーディエンススコアを見たいだけなのに。もう不可能なのか。」という不満の声が寄せられている。

サービス終了のきっかけは?

captain marvel
©Chuck Zlotnick / Marvel Studios

NBCニュースによると、今回の背景には、3月8日米公開のマーベル作品『キャプテン・マーベル』(Captain Marvel)に、ユーザーからの否定的な書き込みが多数行われたため、ロッテントマトが対策を講じたとされている。

同作品は、ブリー・ラーソン(Brie Larson)が、女性のスーパーヒーローが主役を演じ、公開週には100億円を超える大ヒットが予測されている。しかし、公開前にも関わらず、女性差別的なコメントが多数投稿されていた。

最近では、『ブラックパンサー』や、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、女性を主人公にしたリメイク『ゴーストバスターズ』なども同様の被害に合っている。
『スター・ウォーズ』では、ベトナム系アメリカ人のケリー・マリー・トラン(Kelly Marie Tran)が、女性蔑視や人種差別的な中傷を受け、SNSの投稿の削除を余儀なくされるなど、大きな問題となった。

ロッテントマトを所有するファンタンゴ(Fandango)社のポール・ヤノーバー(Paul Yanover)社長は、「レビュー爆撃」との戦いは、観客のフィードバックをより役立つものにする社の取り組みの一環であると述べた。「もし映画を観ていないなら、コメントすることもできない。我々は最も簡単で賢明なこと、コメントを削除することに決定した。」と語っている。

ロッテントマトは、トマトの熟れ具合とポップコーンの量で、批評家のレビューと観客のレーティングを紹介するサイトで、1988年にUCバークレーに在籍する2人の学生が開発した。
その後、IGNエンターテインメントや、フィリックスター(Flixster)による買収を経て、現在ユニバーサルとワーナー傘下のチケット販売サイト、ファンタンゴが所有している。
多くの若者は、劇場に足を運ぶ前に、ロッテントマトで作品の評判を確認するため、映画の興行成績を左右するほどの大きな影響を持つ

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