プーチン大統領 4月にがん治療、暗殺も回避か 米情報

プーチン大統領

5月末に米情報当局が作成したレポートで、ロシアのプーチン大統領が、4月に「進行がん」の治療を受けたとする分析が示されたという。ニューズウィークが伝えた。

レポートに目を通した情報機関の高官3人が同誌に明かしたもので、このほかにもプーチン氏が3月に暗殺を回避していたとする評価報告もあったという。

高官らは、核兵器使用の可能性は低いとの見方を示しつつ、プーチン氏が権力保持に関してますます妄想的になり、ウクライナ侵攻の展開が予測不可能になることに懸念を示したという。またある高官は、プーチン氏の「権力のグリップ」は強力ではあるがもはや絶対ではなく、「クレムリン内部の権力闘争が激化しており、全員が終わりが近いことを感じている」とも話した。

このうちの一人、国防情報局の高官は、ウクライナ戦争の結果、頼りにしていたある外部ソースが枯渇したと話すなど、正確な情報収集がより困難になったと説明。外国首脳との会談もほとんどないことから対面場面から得られる洞察も少なく、「希望的観測の影響に注意しなければならない」と語ったという。

プーチン氏の「重病説」に関しては、血液のがん(News Lines Magazine)や甲状腺がん(Proekt)、認知症やパーキンソン病(The Sun)など、これまでさまざまな噂が飛び交っており、一部では、既に手術を済ませた(General SVR)との情報も流れている。

4月21日のショイグ国防相との会談で、机を握りながら話す様子が放送された後、情報当局からホワイトハウスに対して、プーチン氏が重病におかされており、死亡する可能性もあると報告されたと伝えられた。

さらに先月末、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は国内メディアに、確認のとれた情報として、プーチン氏が複数の重い病を患っている説明。さらに侵攻開始直後、コーカサス諸国(アルメニアやアゼルバイジャン、ジョージアなどロシア南部の国)の代表者らによる暗殺計画が実行に移されたが、「未遂に終わった」と話した。