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NYのコミュニティ紙、ビレッジボイス復活へ

ニューヨークの老舗コミュニティ新聞ビレッジボイス(Village Voice)が復活することが分かった。ロサンゼルスのコミュニティ紙LAウィークリーを所有する親会社ストリートメディア(Street Media)が23日に発表した

同社のブライアン・カル(Brian Calle)最高経営責任者は、ビレッジボイス発行人のピーター・バーベイ(Peter D. Barbey)氏から出版物など大半の資産を買収したと発表している。

1955年創刊のビレッジボイスは、2017年9月にプリント版を終了。最終号の表紙にはボブ・ディランの写真が掲載された。その後デジタル版へと移行したが、2018年8月以降、新たな記事の配信を停止していた。

ニューヨークタイムズによると、1月にウェブサイトを再開し、来年初頭にはプリント版を復活させる予定だという。その後は季刊誌として発行を継続する。また新たな収益源を模索するため、ポッドキャストを開始し、SNSでのプレゼンスを高めることを計画している。編集長は発表されていないが、元編集者のボブ・ベーカー(Bob Baker)氏をシニアエディターとして再雇用したという。

2015年にボイスメディアグループ(Voice Media Group)からビレッジボイスを買収したバーベイ氏は、カル氏と何度も協議する中で「ビレッジボイスを前進させる方法について最高のフィロソフィーを持っているのが分かった」とタイムズに述べた。カル氏はプリント版の復活について「多くの人が渇望しており、極めて楽観的だ」と語っている。

新たなオーナーとなったカル氏は、2017年に投資家らと共にボイスメディアグループからLAウィークリーを買収した。買収後は、大半の編集部員が解雇され、元ライターが広告主やジャーナリストらにボイコットを呼びかける騒ぎとなった。また2018年には、投資家の1人から媒体の運営を誤ったとして提訴されている。

全米初のオルタナティブ週刊誌

ビレッジボイスは1955年、エド・ファンチャー(Ed Fancher)、ダン・ウォルフ(Dan Wolf)、ノーマン・メイラー(Norman Mailer)がウエストヴィレッジで創刊した。
リベラルな視点から、ニューヨークの政治、国際問題、演劇や文学、映画などのアート・カルチャーまで幅広い分野をカバーする週刊詩は、全米初の「オルタナティブ・ウィークリー」誌として名を馳せた。優れたジャーナリストや批評家、作家を輩出し、3度のピューリッツァー賞のほか多数の賞を受賞している。

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