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東京五輪ボランティアの検査体制「信じられないほどユルイ」

オリンピックの選手村で働くボランティアの大半は、新型コロナ検査を受けずに施設に出入りしている可能性があるという。海外メディアが報じた。

あるボランティアはデイリーメールに対し、組織委員会による監視は「信じられないほどユルイ」「そのことに驚いている。ジョークだ」と語った。検査を求めても、受けることができないという。また別のボランティアは「入場する際、誰もチェックしない。競技場で働いている友人も同じことを言っている」と明かした。

組織委員会が定めたガイドラインでは、選手に15分以上接するボランテイアはPCR検査を毎日受けなければならない。15分以内の場合は、4日に1回の検査を義務付けているという。

組織委員会の発表によると7月1日以降、246人の大会関係者(選手とチーム関係者は30人)の陽性が確認されている。内訳は日本居住者が143人で、非居住者が103人となっている。

東京都では1日、新たな陽性者が4000人を超え、過去最多の感染者数を記録した。感染力が強いデルタ株の拡大で、より厳格な検査体制の確保が求められそうだ。

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