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トヨタのCMに「涙が止まらない」

「初めて見たとき、涙が止まらなかった」「これまで見た中で最も美しいコマーシャルだ」「毎回見るたびに泣ける。コマーシャルで一度も泣いたことがないのに」「1分間で力強く、心に突き刺さるストーリーを伝えたクリエイティブ・ディレクターは、金メダルものだ」

SNSで感動の声が殺到しているのは、米国で放送中のトヨタのテレビコマーシャル。「Upstream」と題された60秒間の作品で、パラリンピック競泳の女王、ジェシカ・ロング選手(29)の半生にスポットが当てられている。今年2月のスーパーボウルに合わせて制作されたもので、公開当初も大きな反響を呼んだ。

ロシアの孤児院から、米国人夫婦の養子となったロング選手。オリンピック公式サイトによると、ロング選手は、先天性腓骨欠損症と呼ばれる足の骨が欠損する病気を患って生まれた。生後13カ月でロング夫妻の養子となり、メリーランド州バルチモアで新たな人生をスタートした。1歳半で足の切断手術を受け、これまでに合計25回の手術を受けている。2004年、12歳でアテネパラリンピックに出場。3つの金メダルを獲得した。これまで合計23個のメダル(金メダルは13個)を獲得している。

感動のCMはこちら↓

CMは母親役の女性が電話を受けるところから始まる。

「ロングさんですか。養子のための女の子がいるのですが、お知らせしておかなければならないことがあります」と話す電話口の女性。女性の声は続けて「彼女はシベリアにいて、まれな病気を患っています。足を切断しなければなりません。お聞きになるのは苦しいでしょうが、彼女の人生は容易なものではないでしょう」と告げる。

この間、ロング選手が泳ぐ姿とともに、ロシアの孤児院から歩行器の訓練、水泳チームに参加した幼い日の場面など、チャンピオンへと成長する過程が描かれる。

「ロングさん?」と聞き返す女性に母親は「簡単ではないでしょう。でもすばらしいに違いない。彼女に会うのが待ち遠しい」と答える。

最後に「私たち全員に希望と強さがあることを信じている」とテロップが映し出される。

ロング選手は、2月に自身のインスタグラムで動画をシェアした際に「足がなくて、ロシアの孤児院から養子になった女の子にこんな機会が訪れるなんて想像してもみなかった」とコメント。作品について「トヨタは大きな瞬間だけでなく、本当に重要な小さな瞬間を美しく描いている。私の両親が心のそこから私を望んでいて、私が成功する前でさえ愛していたことを想いださせる」「幼いジェシカが、腰に手を当てて最初の水泳チームに参加する姿が描かれている。ジェシカが私の下を泳いで、私が彼女の上を過ぎるシーン。彼女のために私は今も泳いでいるの。決して諦めないロッカールームの小さな少女のために」と説明し、コマーシャルが「人々に刺激を与え、不可能はないというリマインダーになることを願っている」と期待を語っていた。

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