イーロン・マスクとの不倫疑惑も、RFKジュニアのランニングメート、ニコール・シャナハンとは

101
RFKジュニア氏とランニングメートのニコール・シャナハン氏 Maxim Elramsisy/shutterstock

ニューヨークタイムズは22日、関係者らの話を元に、ロバート・ケネディ・ジュニア氏のランニングメート、ニコール・シャナハン氏(38)について、イーロン・マスク氏との不倫疑惑を含む人物像に迫る記事を掲載した。

記事によると、2021年、グーグルの共同創業者、セルゲイ・ブリン氏と結婚していたシャナハン氏は自ら開いた誕生日パーティーの席でがマスク氏と知り合った。二人は同年12月にマスク氏の弟キンバル・マスク氏主催のプライベートパーティーで再会したが、その際、パーティードラッグとしても知られるケタミンを服用し、二人で数時間姿を消したという。パーティーから2週間後、シャナハン氏はブリン氏と別居し、翌年に「和解し難い不和」を理由に離婚を申請した。

シャナハン氏はパーティー後、ブリン氏にマスク氏と性的関係を持ったことを打ち明けていたという。

2022年、ウォール・ストリートジャーナルが二人の出会いを報じた際、シャナハン氏とマスク氏は不倫を否定していた。2023年のPeople誌とのインタビューでは、その夜マスク氏とは娘の自閉症の治療について話していたと述べ、性行為や浮気者として知られるのは屈辱だと語っていた。

ブリン氏との離婚が決着するまでに18ヶ月近くを要したが、その間、自身に危害を加えると脅したこともあったという。

Advertisement

記事では、最初の夫でテック業界のインベスター、ジェレミー・クランツ氏との破局にも触れている。シャナハン氏は、2014年にクランツ氏と結婚したが、その数週間前からブリン氏と関係を持っていた。結婚から数日後、クランツ氏は携帯電話のメッセージから浮気を知り、裁判所に結婚無効を申し立てた。

クランツ氏は当初、詐欺行為を結婚取り消しの理由とする計画だったが、弁護士としてのキャリアへの影響を恐れたシャナハン氏が意義を唱え、最終的に詐欺の申し立てをせずに離婚が成立した。この時も、シャナハン氏は自分に危害を加えると脅したという。

ブリン氏との結婚後、裕福なフィランソロピストへと転じたシャナハン氏は昨年、ケネディ氏に個人の寄付額として上限の6,600ドルを提供。今年2月のスーパーボウルで放映されたケネディ氏のキャンペーンCMにも支援を差し伸べた。

ケネディ夫妻とは今年3月に夕食を共にし、その際、新たなパートナーでビットコイン関連企業の幹部、ジェイコブ・ストラムワッサー氏が副大統領職の話を持ち出した。ケネディ陣営の関係者によると、ケネディ氏は、かつて貧しい生活に直面したとするシャナハン氏のサクセスストーリーが気に入ったという。

この一方、事情に詳しい複数の人物はタイムズの取材に、公職の経験がなく、知名度の低いシャナハン氏の抜擢は、ケネディ氏が独立候補として各州の投票資格を得るために多額の資金を必要としていたためだと語っている。