世界で最も利用されるファッションECサイトは?

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2019年3月、世界のファッションECサイトで最もトラフィックが多かったのはH&Mだった。

SEMツールを開発、提供するSEMush社の調査によると、訪問が最も多かったのはH&M(hm.com)で、2位がメイシーズ(macys.com)、3位はWildberries (wildberries.ru)だった。ワイルドベリーズは2004年創業のロシアのECサイト大手で、Forbsによると2018年の売り上げは19億ドル、1日あたり200万人が利用する。

www.semrush.com

米国のサイトかどうかは関係なく、ファッションサイトへのアクセスが最も多かったのはアメリカのユーザーで、全体の27.75%だった。続いて日本が17.57%、ロシア11.49%、トルコ10.67%だった。これ以降の国は5%以下となった。

トラッフィックソース別では、ダイレクトトラフィックが約半数の44.86%で、サーチエンジンによるトラフィックは33.93%となった。このほか、他サイト経由(リファラル)が15.03%、有料広告(Paid)による流入が4.28%、SNS経由は2.01%となった。

H&Mは昨年8月、米国向けサイトとモバイルアプリをアップグレードした。モバイルで撮影した画像を登録して、イメージに近いデザインを検索することができるビジュアルサーチや、店内で商品タグをスキャンすると、オンラインの在庫状況やサイズなど、バリエーションを容易に確認できる機能などが追加された。

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