暗殺から50年 キング牧師最期のスピーチをワシントンスクエアパークで放送

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4日、公民権運動のリーダーとして活躍したマーチン・ルーサー・キング牧師(Martin Luther King Jr.)が、テネシー州メンフィスで暗殺されてから、50年目を迎えた。

ニューヨークのワシントンスクエアパークでは、前夜にプロジェクションでキング牧師を写し出し、メイソン・テンプル(Mason Temple)で行われた最期の演説「I Have Been to the Mountaintop」(山頂に達した)を放送した。

式典に参加したニューヨークのビル・デブラシオ市長は、死後50年たった今でも、キング牧師の夢は実現していないが、彼のレガシーは、どような試練の時でも、世界をより良くしようと戦い、投票し、抗議し、組織し、立ちはばかってきた全てのアメリカ人の中に生き続けていると述べた。また、これらを引き継ぐのは我々の責任だとしている。

有名なスピーチの最期の一節。「I’ve seen the promise land. I may not get there with you, but I want you to know tonight that we as a people will get to the promise land. 」
(私は約束の地を見ました。私はあなた方と共にたどり着けないかもしれないが、私たちは、いつか一つとなって、約束の地にたどり着けるこことを、今宵あなたたちに知ってもらいたいのです。)

フルスピーチ

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4日は、暗殺現場となったメンフィスほか、各地で追悼のための式典が開催された。