ロシアでデマ、チャールズ国王死亡説が拡散

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ロシアでチャールズ英国王が死亡したという偽情報が広がり、ウクライナの英国大使館が否定する事態に発展した。

英紙テレグラフによると、拡散されたのは公式と見せかけた偽の発表文書で「国王が昨日午後に突然死亡した」と記されている。日付は3月18日付とされ、レターヘッドには王の紋章のような印もある。

デマの出元は明らかではなく、ロシアのニュースをテレグラムで配信するBazaとMashが投稿した後、モスクワにあるニュースウェブサイト、Gazeta.Ruによって取り上げられた。SNSではバッキンガム宮殿の英国旗が半旗にされた画像も出回ったという。

現在、Gazeta.Ruは訃報はフェイクであることが判明したと報じている。ロシアの国営メディアであるTass通信は、王室が死亡を否定したとし、「国王が引き続き職務を果たし、私的な事柄に耳を傾けていることを確認申し上げます」とバッキンガム宮殿の言葉を伝えている。

キーウにある英国大使館は、SNSで「チャールズ3世の死に関するニュースはフェイクであることをお伝えします」と声明を発表した。

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チャールズ国王は今年1月にがんが見つかり、治療を開始したと発表した。この間、公のイベントへの出席は控えるとしている。

この一方で、腹部の手術を受け、療養中を理由に公務を控えているキャサリン妃は、今月10日に公表された家族写真が加工されていたことが判明し、健康状態や居場所に関する疑念を深める結果を招いた。SNSでは重病や影武者がいるなどといったもの、離婚しているといった主張も出回ったが、英紙SUNが18日、日曜日にウィリアム皇太子とウィンザーにある農産物店を訪れた妃が、笑顔で歩く姿を報道。一連の憶測に終止符を打った。