トランプ大統領元側近弁護士 コーエン氏が有罪答弁 – 議会への偽証巡り

29日、マンハッタンの裁判所に出廷したトランプ大統領の元私設弁護士、マイケル・コーエン氏は、ロバートモラー特別検察官のロシア捜査に関し、議会委員会に嘘の証言を行なったとし、有罪を認めた。コーエン氏は8月に、脱税や選挙資金法違反など、8つの訴因で罪を認めている。

コーエン氏は裁判所を朝10時頃に退廷。外で待ち構えていた報道陣の質問に応じることなく車に乗り込んだ。

検察による裁判資料によると、コーエン氏は、2017年に行われた上院情報委員会と下院情報問題常設特別調査委員会の証言および書面の中で、2016年に検討を進めていたモスクワのトランプタワー建設計画について、検討時期やロシア渡航の意図、トランプ氏へのロシア渡航の依頼、ロシア側高官との接触について嘘の証言を行なった。

コーエン氏は検討時期を、アイオワ州党員集会以前の2016年1月に検討を終了したと証言をしたが、少なくとも2016年6月にロシア政府の許可を得るため、関係者と会談を行なっていた。検察は偽証の目的について、モスクワ計画とトランプ氏(資料では個人1)との繋がりを最小に見せようとするため、またロシア捜査を限定するため、としている。

コーエン氏は罪を認めるとともに、ロシア捜査の協力に同意している。

この日、G20に出席するためにアルゼンチンに向かうトランプ大統領は、記者団に対し「彼(コーエン)は弱い人間だ」と述べ、減刑を得るために「プロジェクトについて嘘を述べた」と非難した。