メラニア夫人の母親が「重病」トランプ氏明かす

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トランプ前大統領は31日、メラニア夫人の母アマリヤ・ナブズ(Amalija Knavs)さん(78)の容態について、「重病」だと明かした。

トランプ氏は、パームビーチにある邸宅「マール・ア・ラゴ」で開催された年越しパーティのスピーチで、アマリヤさんは重病により、現在マイアミの病院に入院していると述べ、「大丈夫だと思うが、大変な状況だ」と語った。病名は明らかにしなかった。出席者に対し「アマリヤが少しでも早く回復するのを祈ろう」と呼びかけた。

メラニア夫人はクリスマスのパーティにも出席しておらず、さまざまな憶測が飛び交っていた。

ドン・ジュニア氏の婚約者キンバリー・ギルフォイル氏がインスタグラムのストーリーに投稿した家族写真には、メラニア夫人の姿がなかったため、不穏な出来事があったのではないかという噂も浮上したが、関係者はPage Sixに「病気の母親を看病しているため」と語るなど、即座に否定した。

メラニア夫人が不在の一方、息子のバロン君(17)がトランプ氏の真横に映っていたことで、関係者からは、ついにトランプ家の一員として「足並みをそろえた」という声も上がっている。

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メラニア夫人の暴露本「メラニアと私」の著書で、ファースト・レディの秘書を務めたステファニー・ウィンストン・ウォルコフ氏はニューヨークポスト紙に、バロン君が家族写真に加わったことは「重要なターニングポイント」と指摘。「より多くの世間の注目を集めるための大きな一歩」であり、今後バロン君の姿を目にする機会が増えるだろうと予測を示した

トランプ陣営は2024年大統領選に大きな自信を持っており、メラニア夫人がトランプ氏の「トップ外交官」としての役割を果たすことに合意したと伝えられるなど、選挙に向けた準備を整えつつあるという。

メラニア夫人はフロリダに居を移した後、目立った活動は見られなかったが、昨年11月にロザリン・カーター元大統領夫人の葬儀に出席したほか、先月中旬には、国立公文書館で行われた帰化式典でスピーチを行うなど公の場に姿を現している。