米宝くじ ジャックポット賞金額が10億ドル(約1500億円)を突破、当選確率は3億分の1

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米国の高額宝クジ「メガミリオンズ」の大当たり(ジャックポット)の賞金額が、史上5回目となる10億ドルの大台に乗った。

運営団体は29日、前日に行われた抽選でジャックポットが出なかったことで、賞金額が10.5億ドル(1480億円)に跳ね上がったと発表した。4月18日を最後に大当たりが出ておらず、来週火曜日に行われる抽選が30回目となる。

ジャックポットはなかったが、ペンシルベニアで500万ドルの獲得者が出たほか、アリゾナ、カリフォルニア、ニューヨーク、再びペンシルベニアで100万ドルの当選者がいるという。

ちなみに、メガミリオンズとしては2018年にサウスカロライナ州で当選者が出た16億ドルが過去最高額となっている。

当選確率は3億260万分の1とスーパースリムだが、運良く当選した場合は、利息付きの30年分割払いか一括払いのどちらかを選択することができる。なお一括の場合、全額を貰えるわけでなく、キャッシュオプションと書かれた5億2,790万ドルが実際に受け取る金額になる。

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一括の受け取り金額には、連邦所得税の最高税率37%(所得50万ドル以上)がかかる。当選を申告するとまず24%が徴収され、差額(24%と37%の差)は翌年に納めることになるという。

つまりキャッシュオプションを選択して5億2,790万ドルを得た場合、最初に1億2669.6万ドルが徴収され、4億120.04万ドルが手元に残る。翌年に納める税金は差額の6862.7万ドルになる。州によっては課税される。例えばニューヨーク州では8.82%分を納めなければならない。