犯罪レベル!ニューヨークで「スクープベーグル」注文したLA男性に非難殺到

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ロサンゼルスからニューヨークを訪れた男性が、デリで「スクープベーグル」を注文したことを巡り、非難が殺到している。

アスリージャーブランドの創業者テイラー・オファーさんは先月26日、TikTokに投稿した動画で「ニューヨークでベーグルを注文することほど、ストレスを感じるものはない」とぼやいた。

店で「スクープ・グルテンフリー・ベーグル」をオーダーしたところ、店員は、Fワードを交えながら「お前のベーグルなんかスクープするか、ブロ!」と拒否されたという。ロスでは快諾してくれるが、ニューヨークでは「とっとと出てけといった感じだった」と明かした。

ちなみに、スクープベーグルとは、中身をくり抜き、外側の硬い部分だけを残すもので、炭水化物の摂取量を控えたい消費者の間で好まれているのだという。

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動画は950万回以上再生され、26,000件のコメントが入っている。その中には、「スクープベーグルって何だ?」といった疑問や、サービスを拒否した店員を賞賛する声が圧倒的に多い。

「スクープベーグルをググってみた。デリのヤツは正しかった」「スクープベーグルの注文は犯罪」「ヘイトクライム」「中身をくり抜くくらいなら、食うな!」といった批判や、「彼がロサンゼルス出身って聞いた時点で、バカげたことを言い出すと思った」「LAから来たヤツは本当に変だ」といったロスの人々に対する侮辱的なコメントも投稿されている。

動画はXやRedditなどの掲示板サイトでもシェアされ、「監獄行き」「殴られなかったのが幸いだ」「このモンスターからNYのベーグルを守れ」「ナンセンスなスクープベーグルとともにLAへ帰れ」といった過激な主張が投稿されている。

オファーさんは翌日、別の店でスクープベーグルを入手したようだ。動画では、カメラに向かってくり抜いた部分にクリームチーズがたっぷり詰まったベーグルを見せながら、「天才的なアイデア」「ワオ、これぞ求めていたもの」と感嘆の声を上げた。

スクープベーグルは過去にも議論になったことがある。ニューヨークポスト紙は2016年の記事で、スクープベーグルほど「ニューヨークで熱烈な軽蔑」を引き起こすものはないと記している。元交際相手がベーグルをスクープしているのを見て、「不快になった」「モンスターだと気づいた瞬間」といったコメントを紹介したほか、「ピザをフォークで食べる人や、地下鉄でビーチサンダルを履く人のようなもの」と切り捨てた。ニューヨークのベーグル店では、スクープベーグルは注文しない方がよさそうだ。