日本訪れた米コメディアン「まるでディズニーランド、アメリカは・・・」

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今年のアカデミー賞で司会を務めたコメディアンのジミー・キンメルは2日、自身の番組「Jimmy Kimmel Live」で、家族と日本に旅行した時の印象を語った。

ヨーロッパに旅行した時の思い出を振り返り、米国は「欠陥もあり、改善すべき点もあるが、他の国に比べると、しっかりとしていると思っていた」と明かしつつ、日本に行ったことで「米国は不潔かつ不快な場所だと気付かされた」と語った。

キンメル家は先月、東京と京都を訪れたという。トイレについて「われわれの手術室より清潔だった。どこのトイレもきれいで嫌な匂いがしない」と絶賛。ホテルや飲食店だけでなく、高速道路のサービスエリアのトイレでさえ「(女優)ジェニファー・ガーナーの歯よりも綺麗で、最も清潔だった」とジョークを交えた。

地下鉄サリン事件以降、公共スペースからゴミ箱が撤去されたと説明し、みんな自分のゴミは自分で持ち帰ると感心しつつ、「日本は国全体がディズニーランドのようだ。われわれはシックス・フラッグスの中で生活している」と米国のテーマーパークと比較し、会場を笑わせた。

「家に戻ってから36時間経ったが、これほど汚いと感じたことはない。われわれは、日本人に比べるとブタみたいなもんだ。彼らがわれわれをどう思っているか想像もできない。ゴミのような人々、そう。アメリカ人はクズだ」と締め括った。

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キンメルの発言にネットでは共感が寄せられている。

Yahoo!のコメント欄には「日本は清潔で安全。小さい子供も歩ける場所があるし、ひったくられる心配もない。財布をレストランに忘れても1時間後にはまだそこにある」「90年代に1ヶ月間滞在したが、通りにはタバコやアルコールの自販機がある。・・破壊したり盗みをはたらいたりするチンピラはいない。言葉の壁があっても店や飲食店の人々は親切だった」「日本には、清潔で尊重された環境を維持しようろする文化的圧力がある。違反した人は排除され、罰せられる。・・ジミーらは清潔な環境で暮らす市民の権利を尊重せず、責任を負わない文化を尊重している」などの指摘が投稿されている。