「ベイビーシャーク」ビルボードチャート入り。大ヒットの理由は?

Baby Shark doo doo doo doo doo doo♪ 一度聞いたら忘れられない、幼児向けソング「ベイビー・シャーク」(Baby Shark)が、ついにビルボードのチャート入りを果たした。

「ピンクフォン」(PINKFONG、ピンキッツ)の「ベイビー・シャーク」は今週(1/12/2019)ビルボードHOT100で、32位にランクインした。

ビルボードによると、先週1週間でストリーミング再生が2,080万回を記録。その大半はビデオからの再生となる。
現在YouTubeの総再生回数は21億回を上回り、YouTubeの歴代再生回数ランキングで25位となっている。

ビデオは、韓国の教育系企業「スマートスタディー」(SMARTSTUDY Co., Ltd)が製作。「ピンクフォン」ブランドとして2015年11月より、YouTubeに幼児・子供向けコンテンツの投稿をスタートした。

現在大ヒット中の「ベイビー・シャーク・ダンス」は、2016年6月に公開された。その後、11カ国語に翻訳されており、バリエーションは100を超えるという。

K-POP歌手やそのファンから人気に火が付き、東南アジアを経て、2018年に米国でも話題となった。
昨年秋、エレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)やジェームス・コーデン(James Corden)などが番組でパロディを披露し、ラッパーのカーディ・Bがツイートするなど、ソーシャルメディアによって人気が拡大している。

動画アプリ、ティックトック(TikTok)でも”ベイビーシャークチャレンンジ”で盛り上がった。

ビルボードの集計方法にも変化

ソーシャルメディア時代に対応するため、ビルボードが集計方式を一部変更した。2012年、デジタルセールスとオンラインストリーミング回数が、シングルチャートに加えられた。この年、米国で爆発的なヒットとなったPsy(サイ)の『江南スタイル』(Gangnam Style、カンナムスタイル)が誕生している。

2014年には、ビルボードと、データを提供するニールセン・サウンドスキャン(Nielsen SoundScan)は、アルバムチャートにダウンロードとストリーミング回数を加えた。
その後SpotifyやApple Musicなど有料ダウンロードサービスのストリーミング回数価値を、YouTubeなど無料のダウンロードの3倍に換算するなどの修正が加えられている。

「ベイビー・シャーク」成功の秘訣について、米国の最高経営責任者Bin Jeong氏は、「玩具やDVD、本から幼児用オムツに至るまで幅広いマーチャンダイジングによるもの。」とニューヨークタイムズに語っている。