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破産間近のジュリアーニ氏 新たな副業をスタート

ウクライナでのビジネス取引を巡ってFBIの捜査対象となっていることに加え、大統領選の結果を覆えそうと試みた結果、弁護士資格の停止処分を受けるなど、様々な困難に直面しているジュリアーニ氏。最近は、メディアに「俺を刑務所に入れたいのならば、喜んで行こうじゃないか」と開き直りとも取られる発言が話題になった。

資金面でも危機に陥っているようだ。頼みとしていたトランプ氏が、積み重なる訴訟費用の支援を拒んでいるとも報じられており、ニューヨークタイムズの記者は先日、ジュリアーニ氏は友人に「破産が間近だ」と話していると伝えた。

さらに11日、棄却を求めていた投票システム企業のドミニオン・ボーティング・シスエムによる名誉毀損の訴訟に関し、首都ワシントンの連邦裁判所は、ジュリアーニ氏側の申し立てを却下。訴訟が継続する見通しとなった。

同訴訟でドミニオンが求めている損害賠償額は13億ドル。ピンチ続きのジュリアーニ氏だが、この度新たな副業をスタートし、話題になっている。

Cameoに登場

ジュリアーニ氏は10日、セレブやインフルエンサーからパーソナライズ動画を購入できるオンラインサービス「Cameo」のアカウントを開設。「ハイ!ルディ・ジュリアーニです。カメオをやっています」とカジュアルに話す動画を投稿した。

プロフィール欄では「元司法次官、ニューヨーク市長1994-2001、”ルディ・ジュリアーニの常識”ポッドキャストのホスト」と紹介している。

Cameoは、誕生日のお祝いや結婚式のサプライズメッセージに利用されることが多いというが、ジュリアーニ氏は一歩踏み込んだつきあいをしてくれそうだ。

プロフィール動画では、グリーティングメッセージのほかにも「議論したい問題、聴きたい話、私と共有したい話」があれば「喜んで応じる」と述べている。

すでに注文も入っているようで、3件のレビューが投稿されている。あるユーザーは「完璧だ。質問に徹底的に答えてくれて、私をインスパイアしてくれた」と賛辞を送っている。

価格は375ドル。トランプ氏関連では、アンソニー・サカラムッチ氏(57ドル)、マイケル・コーエン氏(100ドル)、ストーミー・ダニエルズ氏(250ドル)、ドナルド・トランプ・ジュニア氏(500ドル)。もちろんトランプ氏は開設していないが、人気のそっくりさんにメッセージを依頼することも可能だ。

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