FBI トランプ大統領の弁護士の事務所を家宅捜索

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9日、連邦捜査局(FBI)は、トランプ大統領の弁護士を長年務めるマイケル・コーエン(Michael D. Cohen)氏のマンハッタンにある弁護士事務所の家宅捜索を行った。

家宅捜索の知らせはニューヨークタイムズが第一報を報じた。同紙のよると、コーエン氏の弁護士は今回の捜索を、ロバートモラー特別検察官から送致を受けたニューヨーク州南部地区の連邦捜査官が、捜査令状を得て行った、と主張している。

関係者の話によると、捜査官はコーエン氏のコンピューターや電話、個人の通帳記録などを押収した。押収した証拠には、2016年の大統領選挙の直前に、コーエン氏がポルノスター、ストーミー・ダニエル氏に口止め料として支払った13万ドルに関連するものや、トランプ大統領をはじめ、コーエン氏とクライアント間の交信記録なども含まれるという。

コーエン氏の弁護士のステファンライアン氏(Stephen Ryan)は「ニューヨーク州南部地区の連邦捜査官が一連の捜索状の執行を行い、コーエン氏とクライアント間における秘匿特権の対象となる交信記録も押収した」と述べたほか、家宅捜索を「まったく不適切で不必要だ。」と非難している。

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