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トランプ大統領口止め問題 ポルノ女優ストーミー・ダニエルズ氏 米テレビ番組で激白

トランプ大統領との性的関係の口止めとして、トランプ氏の顧問弁護士がポルノ女優ストーミー・ダニエルズ氏(Stormy Daniels)に13万ドルを支払ったとする問題で、25日放送のCBSの報道番組「60 minuites」にダニエルズ氏(本名:ステファニー・クリフォード)本人が初めてインタビューに答えた。司会のアンダーソン・クーパー(Anderson Cooper)氏の質問に対し、トランプ氏との出会いから性的関係にいたった経緯などについて詳細を語り、さらに関係を口外しないよう脅迫を受けたという新たな事実も語られた。番組には連邦選挙委員会の元委員長のトレバー・ポッター氏(Trevor Potter)も登場し、選挙資金法違反の可能性やロシア疑惑の捜査への影響について言及した。

ステファニー・クリフォード氏インタビュー

出会い〜

  • 2006年のタホ湖で行われた著名人のゴルフトーナメントに参加した際に知り合い、トランプ氏からホテルのスイートルームで夕食に招かれた。
  • 数ヶ月前に出産をしたメラニア夫人と子供についてダニエル氏から話を聞いたが、トランプ氏は、心配ない、私たちは別々の部屋や物を使っているから、と話した。
  • 部屋のトイレから出ると、トランプ氏がベッドの縁に座っており、そこでクリフォード氏は状況を理解した。一人で誰かの部屋にいった自分が悪いと考えた。
  • クリフォード氏は30歳以上年の離れたトランプ氏に肉体的魅力はまったく感じなかった。
  • セックスをしたくはなかったが、自分は性的被害者ではなく、完全に同意の上のセックスだった。
  • コンドームはつけず、またトランプ氏に要求しなかった。
  • その後も連絡は続き、カリフォルニアのトランプブランドのウォッカローンチパーティやニューヨークのトランプタワーに招待されるなど、トランプ氏はクリフォード氏との関係を続ける事を望んでいた。
  • 2007年7月に、当時トランプ氏がホスト役をしていたNBCの番組「アプレンティス」の出演可能性について話がしたいと、ビバリー・ヒルズホテルに呼ばれ、再会した。実際はビジネスの話はなく、トランプ氏がセックスを望んだが、何事もなく別れ、これが最後の出会いとなった。
  • 見知らぬ男からの脅迫

    2011年に、クリフォード氏はIn Touch magazineの姉妹誌にトランプ氏とのストーリーを15,000ドルで話すことに合意したが、出版にはいたらなかった。同誌の元従業員によると、トランプ氏にコメントを求めたところ、顧問弁護士のマイケル・コーエン氏が訴訟を持ち出したという。数週間後、幼い娘をチャイルドシートに乗せ、駐車場にいたところ、見知らぬ男が近づき「トランプのことは放っておけ、この話は忘れろ」と話し、娘に向かって「かわいいお嬢さんだ。お母さんに何か起きたらかわいそうだ」と脅迫した。クリフォード氏は恐怖で震えるほどだったが、警察には話さなかったという。

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    数ヶ月後にゴシップサイトがトランプ氏との情事をレポートしたが、クリフォード氏は公に否定している。

    13万ドルの口止め契約

    トランプ氏が共和党の大統領予備選挙に勝利すると、各方面から多額の金額のオファーがクリフォード氏に舞い込んだ。しかし、同時期に、マイケル・コーエン氏がトランプ氏との話について非開示とする代わりに13万ドルを支払う内容の契約をもちかけ、ダニエルさんは、交渉することなくこれに応じることを決意。他社から多額のオファーがあったにもかかわらずコーエンとの契約に署名した理由については、現在、娘や家族がさらされているような状況にしたくなかったためだと話した。契約金額はコーエン氏が2016年10月中旬にデラウエアに設立した essential consultantsという名の会社から支払われた。

    この15ヶ月後の2018年1月にウォールストリート・ジャーナルが匿名による情報として、非開示契約の存在を報道した。なお、クリフォード氏は自身が情報源ではないと主張。この報道の後、クリフォード氏は自身の以前の弁護士や以前のマネージャーから、コーエン氏による、トランプ氏とクリフォード氏との情事を否定するステートメントに署名するよう圧力をかけられた。嘘のステートメントに署名をしたことについて、「彼らはお前の生活を様々な方法で台無しにすることができるんだ」と話されたという。

    選挙資金法違反の可能性

    連邦選挙委員会の元委員長のトレバー・ポッター氏(Trevor Potter)は、コーエン氏による13万ドルの支払いが、トランプ大統領やコーエン氏、およびトランプ陣営の選挙キャンペーンに関わったいずれの人々に多大な問題を生じる可能性があることを指摘する。コーエン氏が顧客である候補者に代わって支払いをしたということであれば、これは秘密を保持することにより候補者に利益をもたらし、選挙に影響を及ぼす目的でコーエン氏からトランプキャンペーンへ行われた実質的選挙寄付金であり、法律で定められた上限を126,500ドル超越していることになるという。もし、大統領からコーエン氏へ払い戻しがあったとすれば、罪は軽減される可能性がある。しかしながら、コーエン氏が上限を超えて寄付を行なったという事実は残る。

    コーエン氏はこれまで、口止め料は個人の資金で支払ったとしており、トランプオーガニゼーションやトランプキャンペーンからの費用の払い戻しもないと明言している。また、クリフォード氏への支払いは合法的であり、選挙候補者への寄付や選挙資金の支出ではない、と見解を述べている。

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