Facebook アプリにデート機能を発表 Tinderに対抗

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1日、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)は、カリフォルア州サンノゼで行われたF8開発者カンファレンス(F8 developers conference)の基調講演で、メインのモバイルアプリにデート機能を追加すると発表した。

デートアプリ市場に参入

Vergeによると、ザッカーバーグ氏は壇上で「これは刹那的なものではなく、リアルで、長期的な関係を築くことができる」と冗談めかしながら、新アプリを紹介した。アプリは、完全にオプショナルまたは、利用者の許諾が必要なオプトインのみで、初期段階からプライバシーや安全性に配慮されたものとなる。
「友人は、(デート用の)あなたのプロフィールを見ることはできないし、友人でない人のみが、あたなに紹介される。」と説明している。

詳細ついては、製品部門の最高製品責任者クリス・コックス(Chris Cox)氏が説明を行った。デートアプリで作成するプロフィールは、Tinderやバンブル(Bumble)などと似ているが、Facebookのアプリは、コミュニティー性にフォーカスしており、現在参加しているプラットフォームのイベントやフループと整合性を合わせるものになるという。

「アンロッキング」(unlocking)と名付けられた機能では、Facebookのデート用プラットフォームにあるイベントやグループのメンバーに対して、プロフィール写真が公開される。メッセージは、Facebookとは別のダイレクトチャットスレッドを通じて送信できる。

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競合会社の株は下落

現在22億人の月間アクティブユーザー数を持つFacebookのデートアプリは、デートアプリTinder(ティンダー)やOkCupid(OKキューピッド)運営する競合のマッチグループ(Match Group)に大きな影響を及ぼすと見られ、発表直後、同社の株価は17%下落した。

axiosによると、CEOのマンディ・ギンズバーグ(Mandy Ginsberg)氏は、Facebookのデートアプリに関して、「この分野における個人的かつ機密性の高いデータを考慮すると、発表のタイミングに大変驚いている。」とし、「我々はこの分野において、どの会社よりも秀でていると自負している。Facebookの参入は、この業界に活気をもたらしてくれるだろう。」声明で述べた。