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ニューヨーク新市長 初登庁で暴行事件に遭遇

1日深夜にタイムズスクエアで宣誓し、第110代ニューヨーク市長となったエリック・アダムス(Eric Adams)氏(61)。ブルックリンの自宅から市庁舎への初出勤の途中に果たした、元警察官ならではの仕事が話題となっている。

アダムス氏は朝8時ごろ、Jラインのカシュクスコ・ストリート駅で電車を待っている間、路上で取っ組み合いをする3人の男を目撃。すかさず、古巣の911に通報した。

ニューヨークポスト紙によると、アダムス氏は「いま、男らが道で殴り合いをしている」と伝えた後、最後に「アダムス、市長のアダムスだ」と名乗ったという。

この日は初登庁だけに、多くの記者が同行していた。SNSには、記者らが撮影した動画が投稿されている。

ニューヨーク市警察に22年勤務し、警部を務めたアダムス氏は、「かつての交通警官は、いつでも交通警官だ」と常に治安を気にかけていることをアピールした。

5分ほどして2台のパトカーが現場に到着したが、警察官は事情を聞かずに、その場を立ち去ったという。この様子を見たアダムス氏は「彼らは、取り調べをすべきだった」と元警官ならではの感想を述べた。

ちなみにアダムス氏が、駅に入るのに使用したのは、MTAカード。改札で二度スワイプして、構内に入った。最新のコンタクトレスシステム「OMNY」はまだ利用していないようだ。

アダムス氏が乗った電車には、椅子に横たわって寝ている男性や、他の乗客に向かって大声で怒鳴り続ける男性の様子も撮影されている。

ニューヨーク市では、新型コロナウイルスの感染再拡大が続いており、1日に発表された新規感染者数は、5万人ちかくとなった。
アダムス氏は、デブラシオ前政権同様に、市の再閉鎖はしない方針で、民間企業に対するワクチン義務化は継続すると発表している。

アダムス氏は、1990年から1993年まで市長を務めた故デービッド・ディンキンズ(David Dinkins)氏に次ぎ、ニューヨークで2番目のアフリカ系アメリカ人の市長となった。

▼タイムズスクエアのステージで宣誓したアダムス氏。2020年に亡くなった母親、ドロシーさんの写真を手にかかげた。

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