トランプ氏 激戦州アイオワで7ポイントリード、世論調査

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Des Moines RegisterとMediacomの最新の世論調査によると、アイオワ州で、トランプ氏の支持率がバイデン氏を7ポイント上回った。

世論調査は、10月26日から29日に、投票する可能性の高いアイオワ州の有権者814人に実施した。誤差幅はプラスマイナス3.4%。

トランプ氏に投票すると答えたのは48%で、バイデン氏は41%だった。このほか、2人以外に投票するが3%、わからない2%、言いたくないが5%だった。

前月の調査では両者ともに47%で同率だった。

アイオワ州は激戦州として注目を集める州の一つ。リアルクリアポリティックスの集計では、現在トランプ氏が0.7ポイントリードしている。

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調査を実施したSelzer & Co.のアン・セルツァー氏は、どちらも50%を超えておらず、動く可能性はまだあるとしつつ、トランプ氏は、2016年に同州での勝利を支えたグループからの支持を維持しており、2020年の状況は2016年と一貫性があると指摘している。

2016年の選挙では、トランプ氏はクリントン氏に9.4ポイントの差をつけて勝利した。CNNが発表した出口調査によると、無党派層の51%がトランプ氏を支持。クリントン氏(38%)に大きく差をつけていた。

9月の調査では、無党派層のバイデン氏の支持率は50%で、トランプ氏(38%)を上回ったが、今回は49%ー35%でトランプ氏が逆転した。

前月に比べ、バイデン氏は女性の支持の割合を失い、トランプ氏に対するリードは前回の20ポイントから9ポイント(50%-41%)となった。一方、トランプ氏は男性の支持の割合を伸ばし、リードを前回の21ポイントから24ポイントへと広げた。

トランプ氏は男性(56%-32%)、白人(48%-43%)、学位なし(54%-35%)、白人福音派(72%-20%)といった、2016年の支持基盤の多くを維持。

一方、バイデン氏は、2016年にトランプ氏の勝利に貢献した大卒(50%-40%)と学位のない女性(49%-43%)でトランプ氏を上回ったほか、郊外の有権者でも、47%-43%でリードした。

バイデン氏は29日に同州のデモインで集会を行い、トランプ氏もダビュークを訪れ、支持を訴えた。

ただし、調査では、投票する可能性の高い有権者の94%がどちらに投票するかを決定していると答え、説得される可能性があると答えたのは4%にとどまった。またパンデミックの影響で期日前の投票が記録的な数に達しており、調査では51%がすでに投票を終えたと回答したという。