BTSがバイデン大統領訪問 ホワイトハウスYouTubeが「異例のヒット」

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31日、世界的人気の男性グループBTS(防弾少年団)がホワイトハウスを公式訪問。バイデン大統領と面会し、アジア人に対する憎悪犯罪の問題やアジア人のインクルージョンの重要性などについて意見を交わした。

この日は「アジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月間」の最終日。憎悪・過激主義研究センターによると、アジア系コミュニティに対する憎悪犯罪は昨年300%増加しており、問題への教育や認知向上の必要性が叫ばれている。

大統領との面会に先駆けて7人のメンバーはホワイトハウスの定例会見にも出席。リーダーのRM(キム・ナムジュン)は記者団に「こんにちは、BTSです。ホワイトハウスに招かれ、アジア人に対する憎悪犯罪、アジア人のインクルージョンやダイバーシティといった重要な問題について議論することができて大変光栄です」と挨拶したのち、6人が韓国語でコメントした。

ホワイトハウスの公式Youtubeチャンネルの会見放送は一時、同時アクセスが30万を超えるなど、異例の視聴数を記録した。

ワシントンポスト紙によると、通常の定例会見の視聴者数は数百人だが、午後2時30分の会見前には1万1,000人がスタンバイし、10分前になるとこれが7万1,000アクセスに膨れ上がった。会見開始から数分後には、さらに19万7,000アクセスへと倍増。会見を終え、米国家経済会議のディース委員長が登壇し、経済問題について話し始めた際にも、30万人以上がとどまっていた。

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ホワイトハウスの外にはARMY(アーミー)と呼ばれるファン数百人が詰めかけ、強い日差しの下、メンバーの名前を叫ぶなど声援を送ったという。

バイデン氏が公開したミーティングの様子↓