米アップル ニュースサブスクリプション「Apple News+」発表

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©Apple

米アップル(Apple)は、クパチーノのスティーブ・ジョブズ・シアター開催されたアップルイベントで、月額9.99米ドル(約1,100円)でニュースのサブスクリプション・サービス「Apple News+」を開始すると発表した。

ニュースレターだけでなく、エンターテインメント、ファッション、カルチャー、フード関連の雑誌など300媒体へのアクセスが可能となる。

ヴォーグ(Vogue)やナショナル・ジオグラフィック・マガジン(National Geographic Magazine)、ピープル(People)、ELLE(エル)、GQ、ニューヨーク・マガジン(New York Magazine)、ニューヨーカー(The New Yorker)、エスクウァイア(Esquire)などの雑誌のほか、ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)やロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)、トロント・スター(Toronto Star)などが含まれる。

ニューヨーク・タイムズ(New York Times)やジェフ・ベゾス氏が所有するワシントンポスト(Washington Post)などは含まれない。
BuzzFeedニュースは先日、アップル社が出版社に対し、月額購読料の50%の手数料を求めると報じた。(この割合は、アップルストアでの販売手数料よりも30%より高い)。出版社は、手数料を差し引いた半額を、閲覧数に応じ各社で分配することを検討していると報じていた。
mashableによると、イベントでは、アップルと出版社の取り分については触れなかった。

現在米国及びカナダで利用することができ、今年後半には英国及びオーストラリアへと拡大する。

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