米アマゾン ファッション新サービス「Prime Wordrobe」を発表

577

先週、ホールフーズ・マーケット買収を発表した米アマゾンが、本日20日に、新たにamazon.comにおけるファッション分野での新サービスを発表した。
[su_posts template=”templates/list-loop.php” id=”17415″ tax_operator=”0″ order=”desc” orderby=”modified”]
サービスは「Prime Wordrobe(プライム・ワードローブ)」と名付けられ、プライム会員を対象としている。発表によると、新サービスでは、購入前にアパレルや靴、アクセサリーを取り寄せ、試着することができる。試着後、気に入った商品のみの代金を支払い、その他のアイテムは専用のボックスに入れて、宅配業社が回収をするという流れとなっている。

サービスの対象となるアイテム数は、すでに100万点以上あるという。ニューヨーク・タイムズによると、対象となるブランドには、カルバン・クライン、リーバイス、アディダス、ヒューゴボス、ラコステなどが含まれいる。取り寄せは3点以上からで、7日間の中に試着し、どのアイテムを購入するか決めることができる。3点以上の商品を購入する場合は10%、5点以上の場合は20%の割引が適用される。
返品する場合は無料で、米宅配業者UPSの支店に持ち込むか、集荷を依頼する。玄関前にボックスを置いておくだけで集荷が可能なため、業者の訪問時に在宅である必要はない。

百貨店を始め、返品・送料無料のサービスを提供する小売業者は多くあるが、試着後、購入を決定した段階で支払いが発生することや、返送の利便性といった点で異なる。また、割引のインセンティブを導入することで、返送コストを抑えようという新たな試みがうかがえる。

サービスは現在ベータ版で、本格的なスタートの日程は発表されていない。

発表のあった20日、Nordstrom(ノードストローム)の株価は4%下落。JC Pennyは5%以上の下落幅記録するなど、アパレル小売業界に影響を与えている。
[su_posts template=”templates/list-loop.php” id=”14968,16447″ tax_operator=”0″ order=”desc” orderby=”modified”]

Advertisement