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「Qアノンで目覚めた」サーフィンコーチ わが子2人を殺害

カリフォルニア州中部地区の連邦検察は12日、2歳の男の子と生後10カ月の女の子を殺害したとして、父親のマシュー・テイラー・コールマン(40歳)を起訴したと発表した。

ワシントンポスト紙によると、コールマンは先週土曜日の早朝、予定していたキャンプ旅行に家族を連れていく代わりに、息子と娘を車に乗せて家を出発。サンタバーバラの自宅から250マイル離れたメキシコのロザリトで、2人を水中銃を使って殺害した。

コールマンが家を出発した後、妻はサンタバーバラの警察に連絡し、夫が子供を連れて行ったと報告したという。当初、夫が子供を傷つけると考えておらず、翌日に警察が家を訪れた際も、夫婦間に問題は見当たらないと主張していたが、最終的に行方不明の届けを出した。

コールマンの姿が確認されたのは月曜日。米国に1人で再入国したところ、FBIの捜査官によって拘束された。この時、自動車の登録証に血のようなものがついていた。

コールマンは犯行を認めたほか、取り調べで、Qアノンとイルミナティによって目覚めたと述べたという。また、妻が「悪魔のDNA」を所有しており、これを子供達に受け継いだ「ビジョンとサインを受け取った」とも話し、殺害することによって「モンスターから世界を救おうとした」と語ったという。

Qアノンは、2017年に「Q」を名乗る匿名の人物による掲示板の投稿から始まった陰謀論。ディープステートの政治家とハリウッドのセレブリティが、大規模な児童買春ネットワークに関与しており、子供を虐待することで得られる若返りの物質を得ているなどと主張している。トランプ氏が、この大規模組織の秘密を暴くために戦っていると考えられている。

Qアノン信奉者の一部は、1月6日の議事堂襲撃事件に参加していた。政権交代後も、トランプ氏が政権を奪還するとの誤情報が繰り返し拡散されている。

8月復帰説も流れており、国土安全保障省は先週、オンライン上の活動が再び暴力に発展する可能性があるとして、警戒を呼びかけたと報じられている。

ABC7によると、子供達の遺体は、9日の朝に牧場の近くで農夫が発見。通報を受けたメキシコの捜査当局が回収した。女の子は12箇所、男の子は17箇所を刺されていた。

サンタバーバラで生まれ育ったコールマンは、2017年に結婚した妻とともにサーフィン教室を運営していた。5月、インスタグラムに、妻ともに2人の子供を抱える写真を投稿。「わたしの宝物だ」とコメントしていたという。

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