ニューヨークでは、日本でも定番のソメイヨシノや八重桜などがセントラルパークや、マディソンスクエアパーク、ワシントンスクエアパークなどで鑑賞できる。
またブルックリンのボタニカルガーデンやルーズベルトアイランドの桜祭など、日本カルチャーを祝うイベントも開催される。
セントラルパーク

セントラルパークでは、ソメイヨシノやカンザンが鑑賞できる。おすすめのスポットは、貯水池(Reservoir)の東側、シープメドウ(Sheep Meadow)、北西のライラックウォーク(Lilac Walk)、コンサバトリー・ウォーター(Conservatory Water)、72丁目中央あたりのランブル(Ramble)、80丁目中央のデラコルテ・シアター(Delacorte Theater)、79丁目中央のグレート・ローン(Great Lawn)など。
ルーズベルトアイランド

イーストリバーに浮かぶルーズベルト・アイランド(Roosevelt Island)では、マンハッタンのスカイラインを対岸に眺めながら、沿道での花見が楽しめる。4月13日に桜祭りが開催され、ライブミュージックやダンスなどのパフォーマンスが行われる。ルーズベルトアイランドには、映画『レオン』にも登場するトラムで行くのもおすすめ。
マディソン・スクエア・パーク

フラットアイアン地区にあるマディソン・スクエアパーク(Madison Square Park)では、遅咲きの八重桜が鑑賞できる。最寄駅はN線の23丁目駅。公園内にはニューヨーク発のグルメバーガー、シェイクシャック第1号店や、駅付近にはグルメフードマーケット、イータリーがある。
ワシントン・スクエア・パーク

ニューヨーク大学(NYU)近くにある公園ワシントン・スクエアパーク。多くの学生らで賑わっており、週末はライブの演奏が開催される。最寄駅はN線の8ストリート駅。近辺にはクッキー生地のスイーツ店「Do」がある。
フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク

全米オープンテニスや、NYメッツの本拠地シティ・フィールドがあるクイーンズの公園フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク(Flushing Meadows Corona Park)。最寄駅は7番線の「Mets–Willets Point」駅。グランドセントラル駅から約40分。
リバーサイド・パーク
ハドソン川沿いに72丁目までから158丁目まで続くリバー・サイド・パーク(Riverside Park)のチェリーウォーク(Cherry Walk)では、美しい桜並木を鑑賞できる。ベストスポットは、100丁目から125丁目付近。1912年に日本からワシントンD.C.に寄贈された初期の苗が植えられている。
ブルックリン・ボタニカルガーデン

ブルックリン・ボタニカルガーデン(Brooklyn Botanic Garden)では、日本の文化を体験できる桜祭り(Sakura Matsuri)が4月26日、27日に開催される(有料)。
桜の種類も豊富で、ソメイヨシノから、タオヤメ、白妙(シロタエ)、おかめ桜、有明桜など時期に応じて楽しめる。また4月16日から4月16日から5月21日の毎週火曜日は、開演時間を午後8時まで延長する「トワイライトチューズディ」や、ガーデンガイドによるツアー「シーズナルハイライトツアー」が開催される。桜の開花状況は、cherry blossom trackerで確認することができる。
プロスペクト・パーク

開園から150年以上を迎えるブルックリン最大の公園プロスペクトパーク(Prospect Park)では、グランド・アーミー・プラザ(Grand Army Plaza)の入り口から、ロングメドゥ(Long Meadow)沿いに桜が鑑賞できる。毎週日曜にフードマーケットのスモーガスバーグ(Smorgasburg)が開催される。
ニューヨーク・ボタニカルガーデン

ランの展覧会が有名なブロンクスの植物園ニューヨーク・ボタニカルガーデン(New York Botanical Garden)では、200本以上の桜が鑑賞できる。シンガポールをテーマとしたオーキッドショーは4月28日まで。桜の開花状況はcherry blossom trackerから確認できる。