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見分けつかなかった?米メディア、アジア系セレブの離婚報道に別人写真

アジア系アメリカ人カップル、コメディアンのアリ・ウォン(Ali Wong)と夫ジャスティン・ハクタ氏が離婚したニュースに関して、誤った人物の写真を掲載したとして、米メディアが謝罪した。

別人の写真を掲載したのは、MSNとパレード・マガジン。パレード・マガジンは、ハクタ氏ではなく、韓国系アメリカ人の俳優ランドール・パーク(Randall Park)(48)とアリ・ウォンが一緒に写った写真を掲載した。2人は、2019年にNetflixで配信された「いつかはマイ・ベイビー」(Always Be My Maybe)で共演している。

これに対し、韓国系アメリカ人のブロガーで作家のフィル・ユーは、#WrongAsianのハッシュタグをつけ、「誤ったアジア人の人種差別主義で、離婚のニュースを台無しにしないでくれる?」と指摘した。

さらにMSNの間違いにも言及。こちらは、離婚に全く関係のないランドール・パークのみの写真が掲載されていた。

一連の間違いに関して、ネットユーザーからは「全然似ていない」「人種差別だ」などの批判や、「アリ・ウォンが、ハリウッドの全アジア人男性と同時に離婚(笑)」「新しいスキャンダルの記事かと思った」など皮肉る声やジョークが寄せられた。「アジア人スタッフをもっと雇用すべき」との声も投稿されている。

謝罪を表明

両社は投稿を削除し、謝罪を発表。パレード・マガジンは「いかに有害で影響を及ぼすものかを理解している」と述べ、「より強力な対策を講じる」とツイッターに投稿した。

またマイクロソフトの広報担当者は、NBCニュースに声明で「不正確なイメージ写真を修正した。二度とこのような過ちが起きないよう努める」と述べた。

なお、アリ・ウォンは、日系アメリカ人のアントレプレナー、ジャスティン・ハクタと2014年に結婚。2人の間には、子どもがいる。ネトフリのコメディ番組「アリ・ウォンのオメデタ人生?!」「アリ・ウォンの人妻って大変!」で、妊娠中や育児生活の様子を赤裸々に語っている。

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