北米週末興行収入『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』初登場1位、『キャッツ』4位

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ディズニーの『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(Star Wars: The Rise of Skywalker)が20日、北米4,406館で公開された。
週末の推定興行収入は1億7,600万ドル(約190億円)で、12月公開作品としては『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2億4,790万ドル)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2億2,000万ドル)に次いで歴代3位。
『フォースの覚醒』の最終興行収入は9億3,660万ドルで歴代最高を記録し、『最後のジェダイ』は6億2000万ドルとなった。

『スカイウォーカーの夜明け』は、42年前の1977年に公開されたジョージ・ルーカス(George Lucas)監督作品『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から始まったスカイウォーカー物語の完結編。
『フォースの覚醒』を手がけたJ・J・エイブラムス(J.J. Abrams)が再びメガホンを取った。

Rotten Tomatoesの批評家の評価は、北米で低調だった『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(Solo: A Star Wars Story)よりも低い58%となっている。一方、観客評は86%と好評を得ているが、シネマスコアの出口調査では「B+」の評価となった。前2作品は「A」を獲得している。

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ユニバーサルの『キャッツ』(Cats)は3,380館で公開され、オープニング週末興収650万ドル(約7億円)の第4位スタートとなった。テイラー・スウィフトやジェニファー・ハドソンらが出演した同作品の製作予算は1億ドルと言われる。ブロードウェイの大ヒットミュージカルにもかかわらず、批評家からは19%の低評価を受けた。Rotten Tomatoesの観客評は62%、シネマスコアは「C+」。

保守系メディアFOXニュース帝国を築いたロジャー・エイルズのセクハラ事件を描いた、ライオンズゲートの『スキャンダル』(Bombshell)は1,480館で拡大公開され、興収507万ドルの6位となった。
シャーリーズ・セロンが、看板キャスターのメーガン・ケリーを演じる。ニコール・キッドマン(グレッチェン・カールソン役)、マーゴット・ロビー、ジョン・リスゴー共演。観客の87%が女性で、25歳以上だという。

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北米興行収入(12/20-12/22

  1. 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(Star Wars: The Rise of Skywalker) 1億7,550万ドル(国外1億9,800万ドル)(1)
  2. 『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(Jumanji: The Next Level)2,610万ドル(2)
  3. 『アナと雪の女王2』(Frozen 2)1,230万ドル(5)
  4. 『キャッツ』(Cats)650万ドル(1)
  5. 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(Knives Out)610万ドル(4)
  6. 『スキャンダル』(Bombshell)510万ドル(1)
  7. 『リチャード・ジュエル』(Richard Jewell)260万ドル(2)
  8. 「クイーン&スリム」(Queen & Slim)190万ドル(4)
  9. 「ブラック・クリスマス」(Black Christmas)180万ドル(2)
  10. 『フォードvsフェラーリ』(Ford v Ferrari)180万ドル(6)