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ヴィクトリアズ・シークレット53店舗閉鎖を発表

ランジェリーブランド、ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret)の親会社、Lブランズ(L Brands)は27日、今年中に米国内にある1,000店舗以上のうち、53店舗を閉鎖すると発表した。具体的な店舗名については明らかにされていない。

Lブランズによると、ホリデー商戦の第4四半期における、開店後1年以上の既存店売上高は7%減少した。他の主力ブランド、バス・ボディ・アンド・ワークス(Bath and Body Works)の既存店売上高は12%増で好調だという。

2019年の業績予測も期待を下回り、28日午前、株価が一時9%近く下落した。過去1年間の下落幅は40%に達する。

現在ランジェリー業界は、一般人女性のボディにフィットする幅広いサイズ展開や、包括性をアピールし、新たな顧客層を取り込んでいるが、VSは寄せて上げるプッシュアップブラや、セレブリティのスーパーモデルを起用し続けてきた。

(ABC/Heidi Gutman) VICTORIA’S SECRET FASHION SHOW HOLIDAY SPECIAL

昨年11月、ジャン・シンガー(Jan Singer)最高経営責任者(CEO)が辞任し、元トリーバーチのジョン・ミハス(John Mehas)社長が新CEOに任命された。

シンガー氏の辞任が報じられる前、エド・ラゼック(Ed Razek)最高マーケティング責任者は、米VOGUE誌のインタビューでトランスジェンダーのモデルの起用に関する質問を受け、「起用すべきでないと思う。なぜなら、ショーはファンタジーだからだ。」と発言し、多くの非難を浴びた。

昨年12月に米ABCで放送された恒例のファッションショーの視聴者数は、過去最低の330万人で、2017年の約500万人から大幅に減少している。

各社がランジェリーマーケットに参入

CMBCによると、米国のランジェリーマーケットは約72億ドル(約8000億円)だという。最近は、歌手リアーナが手がけるランジェリーブランド「Savage X Fenty」や、スタートアップ企業のアバウト・ミー(Adore Me)、サードラブ(ThirdLove)、ライブリー(Lively)などが、フィット感や多様性を前面に押し出した広告で、顧客を取り込んでいる。

25日には大手小売店のターゲット(Target)が、ランジェリーライン「Auden」の販売を開始した。”全て異なる体型の女性”を対象としており、価格はVCの半額程度の22ドル以下となる。同時にVSのPinkをライバル視した若者向けの「Colsie」や、パジャマブランド「Stars Above」もスタートしている。
スポーツウェアのルルレモン(Lululemon)やウォルマートも下着の販売を始めている。

グローバルデータ・リテール(GlobalData Retail)のアナリスト、ニール・サンダース(Neil Saunders)は、アマゾンやアメリカン・イーグルのエアリー(Aerie)の台頭により、VSはこの2年で380万人に顧客を奪われたとCNNに語っている

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