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独立記念日イベント バネッサ・ウィリアムスの「黒人国歌」歌唱が物議

米公共放送サービスが7月4日の独立記念日に放送したスペシャルプログラムで、ホストのヴァネッサ・ウィリアムスが「黒人の国歌」として親しまれる曲「リフト・エブリ・ボイス・アンド・ソング」を歌ったことを巡って、賛否の声が上がっている。

黒人初のミス・アメリカに選ばれた経歴を持つウィリアムスは放送前、AP通信に「ジューン・ティーンスを祝うことができるすばらしい機会」で「時代を反映することができる」と、歌う目的を説明していた。

ジューンティーンス(6月19日)は、奴隷解放宣言から2年後の1865年に、奴隷解放の知らせがようやくテキサス州にまで届いた日。以来、奴隷解放記念日または黒人独立記念日と呼ばれ、今年からは連邦の祝日となることが決定した。

番組では、ウィリアムスは歌う前に、祖先と新たな連邦祝日のジューンティーンス、自由を祝うすべての人々に捧げると述べ、花火を背景に「リフト・エブリ・ボイス・アンド・ソング」を歌い上げた。

全米黒人地位向上協会(NAACP)によると、楽曲の詩は、団体のリーダーで、公民権活動家のジェームズ・ウェルドン・ジョンソンが1900年に書いたもので、後に兄弟のジョン・ロザモンド・ジョンソンが曲をつけた。1950年代から1960年代の公民権運動を通じて、広く知られるようになったという。

なお国歌「星条旗」は、米国を代表するソプラノ歌手、ルネ・フレミングが事前に収録したものが放送された。

選曲を巡って、ネットでは賛否両論が飛び交った。

あるユーザーは「ヴァネッサ・ウィリアムスのリフト・エブリ~のライブパフォーマンスこそが、今年の頂点だ」と投稿。他にも「ヴァネッサを誇りに思う。国を愛し、へイターに毅然とした態度を示してくれてありがとう」「ヴァネッサ・ウィリアムスは、これまでになく美しく、花火を背景に彼女が歌う黒人国歌は、ただただ素晴らしい」と賞賛のコメントが投稿される一方、「リフト・エブリ~は国歌ではない。国歌はただ一つ”星条旗”だけだ」と批判的な意見も。さらに「われわれはみんなアメリカ人だよね。色で区別するわけ?神のもとで一つの国家に何が起きたの?そのうちアジア人やラティーノ国歌も歌うことになるわよ」「悪いけど、黒人国歌などない。すべてのアメリカ人のための一つの国家がある。なぜ分裂が必要なんだ」など、分断を深めるもとだとして、非難する声が上がっている。

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