全米オープンテニス開幕!注目の対戦カード & 日程

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27日、全米オープン(US Open)テニスが開幕。9月9日までクイーンズのフラッシングメドウズコロナパーク(Flushing Meadows–Corona Park)で開催される。

全米オープンは、今年初の開催から50周年目を迎える。建設費6億ドル(約660億円)をかけ、5年間に渡って行われたトランスフォーメーション計画も終了。1964年建設のルイ・アームストロング・スタジアム(Louis Armstrong Stadium)も建て替えが完了した。

注目の対戦カード

女子シングルス

昨年9月に長女を出産し、ウィンブルドンで準優勝を獲得し復活を果たしたセリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)(世界ランキング26位)は、第17シードで出場する。初戦はマグダ・リネッテ(Magda Linette)(60位)。第16シードで出場の姉ビーナス・ウィリアムズ(Venus Williams)(16位)と3回戦で対戦する。勝ち進んだ場合、その後4回戦で、シモナ・ハレプ(Simona Halep)(1位)と対戦、準々決勝でガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza)(12位)と対戦予定。

キャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki)(2位)は、初戦で2011年優勝のサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur)と対戦する。

マリア・シャラポワ(Maria Sharapova)(22位)は、3回戦でエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko)(10位)と対戦予定。今大会のダークホースになる可能性もあるという。

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大坂 なおみ(19位)は、第20シードで出場。

男子シングルス

ロジャー・フェデラー(Roger Federer)(2位)は、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)(6位)と準々決勝で対戦する。フェデラーは、ここ10年この大会で優勝していない。
ジョコビッチは、昨年、肘の故障でウィンブルドン以降の試合を欠場しており、全米オープンは、2年ぶりの出場となる。

ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)(1位)前大会優勝。1回戦は、同じスペイン出身のダビド・フェレール(David Ferrer)との30回目の対戦を行う。フェレールは今大会で引退を表明している。

アンディー・マレー(Andy Murray)。3回戦で、アルゼンチン出身のフアン・マルティン・デル・ポトロ(Juan Martin del Potro)(3位)と対戦する。

スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka)。2016年大会優勝者。グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov)(8位)と初戦で対戦。

ライアン・ハリソン(Ryan Harrison)。米国の若手プレーヤー。初戦から前回大会ファイナリストのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson)(5位)と対戦する。

錦織 圭(19)は、2年ぶりの全米オープン出場、第21シードに登場。2014年に準優勝を獲得している。

その他注目選手。オランダ出身のキキ・ベルテンス(Kiki Bertens)(13位)。2週間前に開催されたウエスタン・アンド・サザン・オープンでは、世界ランキング1位のシモナ・ハレプを倒し優勝を果たした。

世界ランキング168位から15位に急上昇しているステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas)。フェデラーを彷彿とする運動能力が持ち味。

米国最年少でツアー初勝利を収めたフランシス・ティアフォ(Frances Tiafoe)(42位)

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