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H・タブマン採用の新20ドル札延期へ=ムニューシン財務長官

スティーブ・ムニューシン財務長官は22日、20ドル札のデザインを2020年にハリエット・タブマン(Harriet Tubman)の肖像に刷新する予定を延期することを明らかにした。

ハリエット・タブマン氏は19世紀に、奴隷解放運動「アンダーグラウンド・レールロード」に加わり、多くの奴隷を自由に導いた人物。2016年、オバマ政権時の財務長官、ジェイコブ・ルー氏は、タブマン氏をアフリカ系アメリカ人として初めて紙幣に起用することを決定した。変更は、女性の参政権を正式に認めた修正第19条の批准から100年目となる2020年に実施する予定となっていた。

この日、ムニューシン長官は下院金融委員会に出席し、証言を行なった。アヤンナ・プレスリー議員(民主党)から、2020年の変更について質問を受けると、2028年までは20ドル札の新デザインの発行はないと語った。加えて、20ドル札の前に、10ドル札と50ドル札の刷新があることを明らかにした。「アメリカの偉大な歴史に貢献した人物について、紙幣が多様性を反映していない」と問題点を述べるプレスリー議員に対し、ムニューシン長官は、デザインの変更の主な理由は偽札問題への対応であり、イメージの問題ではないと語った。セキュリティのための変更を2020年に実施する可能性を示しつつ、イメージ変更は2026年まではないだろうと述べた。

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トランプ大統領は当選前、デザイン変更を「ポリティカルコレクトネス」と述べ、タブマン氏の肖像を2ドル紙幣にする案を語っていた。

今年、ジーン・シャヒーン(Jeanne Shaheen)上院議員(民主党)は、2021年より発行されるすべての20ドルが、タブマン氏の肖像になるよう指示する法案を提出した。下院では、イライジャ・カミングス議員らが同内容の法案を提出している。

シャヒーン議員は声明で、遅延を「女性と少女、有色人種コミュニティに対するあからさまなメッセージ」と述べ、「この重要な努力にたいする不必要な遅延は、受け入れることはできない」と語っている。

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