トランプ大統領は2日夜、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで総合格闘技「UFC244」の試合を観戦した。
トランプ氏は、メインマッチ「ネイト・ディアス vs ホルヘ・マスヴィダル」の開始前、9:52分頃に到着。下院の共和党トップのケビン・マッカーシー議員と、息子のドナルド・トランプ・ジュニア氏、エリック氏も同席した。
観客がツイッターに投稿した動画によると、トランプ氏が会場入りすると、声援に混じって、大きなブーイングが起きた。
会場外でも、プロテストが行われた。
一方、ジュニア氏は、会場は圧倒的なポジティブな反応だったと投稿。UFCのダナ・ホワイトが過去25年間でもっとも衝撃的な入場だったと語ったとツイートした。
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反応はメディアによってもトーンが別れた。
トランプ氏が度々攻撃するCNNの見出しは「トランプはニューヨークのUFCファイトで大きなブーイングと一部の声援に遭遇した。」だった。
一方、FOXニュースは「トランプはニューヨークのUFC試合で声援（＆ブーイング）を受けた」という見出しで、「ワールドシリーズ第5戦で受けたものよりも少し歓待された」と、前向きに報じた。
トランプ大統領は27日に、ワシントン・ナショナルズとヒューストン・アストロズによるワールドシリーズ第5戦を観戦に訪れたが、この際、スタジアムでブーイングや「Lock Him Up（彼をぶちこめ）」のチャントが起こり、話題となった。
なお、UFCのメイン試合では、ホルヘ・マスヴィダルがネイト・ディアスにドクターストップで勝利した。
試合観戦後、大統領と護衛の車の一群がミッドタウンを走行したのは深夜の1時過ぎだった。この日は五番街にあるトランプ・タワーに滞在すると報じられている。