先月オランダで開催されたNATO首脳会議。世界のリーダーたちが一堂に会し、歴史的な集合写真が撮影された――。がその様子をめぐって、SNS(X)上では思わぬ論争が巻き起こっている。その火種となったのは、写真中央に立つトランプ前大統領の「身長」だ。
トランプ氏は、トルコのエルドアン大統領(公称185cm)、オランダのウィレム=アレクサンダー国王(190cm)という高身長コンビに挟まれて整列。その様子を見たXユーザーが、
「自分だけ?トランプが本来より10〜15cm低く見えないか?」
と疑問を投げかけると、
「彼の年齢なら、2〜2.5インチ(5〜6cm)縮んでてもおかしくない。加齢ってそういうものだよ」
と冷静(?)な分析が返ってきた。
だが、議論はここで終わらない。
「そうだ、トランプには7人の替え玉がいる。本物のトランプは2020年からNORADで宇宙軍と共に軟禁されている・・・」
「本物を国外に出すはずがない」
など、意味不明な陰謀論も登場。
服装にも注目が集まり、
「エルドアンはせいぜい6フィート(183cm)。トランプがこんなにだぶだぶのスーツを着るわけがない。誰かがトランプの足を切り落としたか、別人だ」
「ズボンの裾が長すぎる。リアル・トランプなら絶対にこんな仕立ての悪いパンツは履かない」
と、ファッションチェックも白熱している。
ちなみに、今年4月の健康診断でトランプ氏は「身長6フィート3インチ(190cm)、体重224ポンド(約102kg)」と公表されている。IMDBによれば、エルドアン大統領は185cm、ウィレム=アレクサンダー国王は190cm。集合写真や動画では、どう見てもトランプ氏はエルドアン大統領と同じくらいの高さに見える。
果たして、わずか2ヶ月で5cmも縮むものだろうか――。NATOの舞台裏で、謎は深まる。