トランプ大統領 米露首脳会談後24時間で発言訂正 会見への非難受け

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16日のヘルシンキでの米露首脳会談を終えたトランプ大統領は17日、ホワイトハウスで会見を開き、ブリュッセルのNATO首脳会議や初訪英、プーチン大統領との会談における成果について報告を行った。

トランプ大統領は昨日の米露首脳会談後の共同記者会見について触れ、「米国の情報機関を最大限に信頼している」と繰り返し語り、ロシアによる米大統領選介入の事実を受け入れていることを強調した。
さらに、共同記者会見の書き起こしとビデオを見直したところ、いくつか説明が必要であることが分かったと発言。「I don’t see any reason why it would be.(大統領選に介入したのがロシアであるとする理由は見当たらない、)」という発言を「I don’t see any reason why it wouldn’t be Russia(ロシアではないとする理由が見当たらない)」とするべきであった、と正反対の内容に訂正した。

米情報機関は、ロシアによる米大統領選への介入は事実と断定。上院情報委員会もこれを認めている。昨日の共同記者会見で、トランプ大統領は「(米国の)情報機関に多大な信頼を寄せているが、プーチン大統領は、これ以上ないほど力強く否定した。」と語るなど、ロシア側の主張を受け入れる姿勢を見せたことで、両党から強い批判にさらされていた。

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